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中学生企業家・近藤にこるさんが会社を設立、AI時代の教育に挑戦

法務局前に立つ、代表取締役社長の近藤にこるさん(出典:株式会社EdFusion、以下同じく)

 株式会社EdFusionは、2026年3月5日に会社を設立したと発表した。代表取締役社長は、中学生起業家として知られる近藤にこるさん。企業向けの「親子AIワークショップ」を開始し、AIを研修ではなく体験型教育プログラムとして提供する。

 EdFusionでは、AI時代に求められる新しい教育の形を創ることを目的に設立された教育テクノロジー企業として、AI時代に必要な教育プログラムの開発と社会実装を本格的に進めていく予定だ。

 総務省の「情報通信白書2025」や経済産業省の調査によると、日本は生成AI利用者の割合がアメリカや中国に比べて著しく低く、業務利用している人の割合も低い。EdFusionは、AI利用が低いことからAIリスキリング研修を導入する企業が多いが「業務として受ける研修」になる課題もあると指摘している。

 そこで、EdFusionでは、AIを「研修」ではなく体験型教育プログラムとして提供、その代表的な取り組みが企業向け「親子AIワークショップ」となる。

親子向けAIワークショップの開催の様子

 これは、社員と家族が一緒にAIを体験しながら企業の仕事や社会の仕組みを学び、親子で企業の仕事を体験するプログラム。実施によって、AIリテラシーの向上や、社員と家族のエンゲージメント向上などの価値が生まれるという。

 すでに導入実績として、株式会社アイルにおいて行ったワークショップの様子の動画も公開している。

 今後、EdFusionでは、企業などに講演や教育プログラムを提供、教育機関や自治体向けのAIワークショップなども提供する予定だ。

 なお、近藤にこるさんは13歳で教育AI事業の個人事業主として起業し、14歳でAIワークショップ「ButterflyBase」にて日本青年会議所主催の全国ビジネスコンテストにおいて文部科学大臣賞を受賞。Forbes JAPANに活動が掲載され、同誌が選出する「Women in Tech 30(テクノロジー領域で世界を変える女性30人)」にも選出されている。

近藤にこるさんが日本青年会議所 全国ビジネスコンテストで文部科学大臣賞受賞

●【導入実績】株式会社アイル