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生徒の主体性を引き出す探究教材を提供、RePlayceが「探究プラス」を2026年3月にリリース

大塚雷太

2025年12月10日 15:30

株式会社RePlayceが、学校の教員向け探究学習パッケージサービス「探究プラス」を2026年3月1日（日）よりリリース（出典：株式会社RePlayce、以下同じく）

株式会社RePlayceは、教員の働き方改革と探究学習の質の向上を目的とした新サービス「探究プラス」を2026年3月1日（日）より提供開始すると発表した。探究プラスは、中学校・高校向けのオンライン教材パッケージで、教員の授業準備負担を軽減しつつ、生徒の深い学びを支援することが狙いだ。

同サービスでは、「総合的な探究の時間」における「課題設定の曖昧さ」「情報収集・分析の形骸化」「まとめ・表現の目的意識の欠如」といった問題を解消するため、課題設定から表現活動までをサポート。教材は動画とワークシートで構成し、1パッケージあたり約10コマ（半学期分に相当）で実社会に直結したテーマを取り上げる。

探究学習における課題と解決策

RePlayceでは、副業社会人コーチによる伴走支援や、自社が運営する「HR高等学院」で1,000回以上のワークショップを実施し、学生評価を基に改良を重ねてきた100種類以上の教材アセットを活用。質の高い探究活動を実現するには、適切な課題設定や仮説思考を起点として、分析のロジック向上、明確な目的意識に基づく表現へと導く体系的な指導プロセスが不可欠としている。

同サービスの特徴は、教員が授業内容を一から設計する必要がなく、探究テーマ・教材・ワークシート・指導要領対応マニュアルをワンパッケージで提供することである。また、コース選択・教員用マニュアルの確認・授業実施の3ステップで導入を進めることが可能だ。

実践例としては、マーケティングやアントレプレナーシップに関する教材が紹介されている。スキルの習得にあたっては、「わかりやすく、楽しい」を大事にしたコンテンツを活用することで、生徒が楽しいと感じる探究活動を提供するという。