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24万件のリアルな声から選出!2025年人気知育おもちゃランキング、生成AI時代に向けたトレンド予想も
2025年11月19日 12:30
知育おもちゃのサブスクリプションサービス「トイサブ!」を運営する株式会社トラーナは、子供が夢中で遊んだおもちゃのランキングを決める「ベストトイアワード2025 トイサブ!ユーザーが選ぶ おもちゃランキング2025」を2025年11月18日に発表した。
同アワードは、トイサブ!が取り扱う約1,800種類のおもちゃの中から、ユーザー評価の高い知育玩具をランキング形式で発表するもの。2024年11月1日から2025年10月31日までに貸し出されたおもちゃについて、24万件を超える評価データを集計し、年齢別に上位5位までの人気アイテムを選出した。
ランキング上位のおもちゃの特徴は、以下の通り。
0歳児の部では「センサリートイ」が高評価を獲得した。色・音・触感といった五感をやさしく刺激するデザインが多く、「集中して遊べた」「指先の動きが育った」といった保護者の声が寄せられた。
1歳児向けでは、乗用おもちゃ「乗用都営バス」(株式会社トイコー)が昨年に続き1位を獲得。また、手押し車だけでなく、座面に乗って楽しむことができる「森の汽車ポッポ」(MOCCO)も高く評価されている。
2歳向けでは、ごっこ遊び系のアイテムが人気を集めた。「ありがとう」「どうぞ」といったやりとりを通じて、会話の順番を待つ、お願いやお礼を伝えるといったやさしい社会性が育まれるという声が多数寄せられている。
3歳向けでは、創造力や手先の器用さを伸ばせるものとして「工具がいっぱい!解体できるDIYトラック」(Hola)が1位にランクイン。手指を使った操作が少し複雑になり、完成や成功までにいくつかのステップを要するおもちゃが人気だ。
4歳以上になると、段取りや役割まで含めた一連の工程を自分の物語として楽しむ様子が目立つという。5歳以上では、ボードゲームや立体迷路などで試行錯誤し、考えを言葉でシェアしながら家族の対話が広がったとの声が多く寄せられた。
2025年の知育トレンドと2026年への予測
同社は、今年のトレンドとして「構成遊び」「本格ごっこ遊び」「室内遊びの定着」の3つを挙げている。
まず注目されたのが、ブロックや形合わせなどの構成遊びである。例年よりもリクエストが増えており、握る・積む・はめるといった反復動作を通じて、形や大きさ、重さの違いを感覚的に理解するプロセスが評価された。兄姉が見本を見せて下の子がまねする場面も多く見られ、数や図形、言葉への関心付けにもつながったという。
ごっこ遊びは、レジやサイエンス実験など、実際の流れを模した疑似体験型のアイテムが好評を得ている。魚を三枚におろすといった調理工程を含む「和食セット」のように、段階ごとの見通しが立てやすいおもちゃでは、「できた」を実感できるという声が多かった。家族で役割を分担しながら遊び、自然と語彙(ごい)が増えていくという効果も確認されているという。
また、酷暑などの影響もあり、家の中で楽しめる遊びが定着している。「外で遊べない日が続いたが、体を動かせて助かった」「室内でも十分に集中できた」といった声が多く、手指を使って夢中になれる遊びや、家族で盛り上がれるゲームへのニーズが高まっている。「発散」と「集中」の両面をバランスよくカバーするアイテムが、今年は特に注目された。
同社は、2026年に向けたおもちゃトレンドとして、「考える力」と「創造性」を育む遊びへの関心が高まると予測。生成AIの普及やプログラミング教育の浸透といった社会の変化を背景に、子供たちが自分の手で試行錯誤し、発想を形にできるような題材に注目が集まっている。
例えば、正解のない積み木やブロック、ごっこ遊び、数字・図形を扱うパズル、ルートづくり系のゲームなどは、遊びの中で「思考の道筋をたどる力」や「対話しながら創造を深める力」を育むものとして、引き続き人気を集めている。
実際に「作ったものを組み合わせて新しい遊びに発展した」「会話が自然と続いた」といった保護者の声も寄せられており、遊びを通じて自分で考え、言葉で伝え合う体験につながるおもちゃは、今後さらに支持を広げていく見込みだ。








































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