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PTA×ICTで活動を見える化、世田谷区立小の合同研修会に「BAND」が登場

ICTツール合同研修会でBANDを紹介

 NAVER Corporationは、10月25日に行われた東京の世田谷区立小学校PTA連合協議会(世小P)のICTツール合同研修会において、同社のコミュニケーションアプリ「BAND」の導入事例を紹介する講演が行われたと発表した。

 研修会は、世小Pのほかに世田谷区立小学校長会と世田谷区教育委員会の共催で実施。「ICT×便利ツール大集合!」をテーマとしてPTA業務をよりスムースに運営するため、PTA運営のデジタル化についてツールの説明会と相談会などが行われた。研修会の対象は世田谷区内PTA役員で、現地約に50名、オンラインを含めると約100名が参加した。

 BANDについては、「PTA運営をラクに、つながりやすくするDXツール」として第1部に鎌倉市PTA連絡協議会会長の永瀬暁子氏が登壇し、BAND導入でPTA活動がどう変わったかを紹介、カレンダー機能で会議室や当番の予定を共有することで、学校に行かなくても調整ができるようになったとし、時間が限られる中「便利さ以上に“気持ちの余裕”が生まれた」と評価している。

 掲示板やアルバム機能は、活動やイベントの様子を共有することでPTA活動が“見える化”され、やってみようという声が増えて“できる人だけが頑張るPTA”から“みんなで支え合うPTA”へと変化があったことを紹介した。

 研修会では、第2部で各社ブースに参加者が課題を相談する時間が設けられた。その結果、研修をきっかけに複数のPTAで導入検討が進んでいるという。

 BANDでは、研修で得た現場の声をもとにPTA向けの活用資料料やオンライン相談会など強化していく予定だ。

第2部では各社のブースに参加者が課題などを相談した