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就活生の約7割がAI相談に満足と回答、Synergy Career調査
2025年10月28日 12:03
新卒大学生対象の就活調査レポートサイト「就活総合研究所」と就活情報メディア「就活の教科書」を運営する株式会社Synergy Careerは、大学生を対象に実施した「AI×就活相談」に関する調査結果を2025年10月28日に発表した。調査は10月22日から27日まで、2026年卒・2027年卒の大学生189人を対象に実施したもの。
調査によると、就職活動の相談をAIにしたことがある大学生は全体の54.0%に達した。内訳は、「頻繁に相談する」が18.5%、「ときどき相談する」が23.3%、「1〜2回だけ相談したことがある」が12.2%であった。一方、「一度も相談したことがない」と答えた学生は46.0%となっている。
就活について「人間に相談したい」と答えた学生は合わせて39.1%で、「AIに相談したい」と答えた学生は32.8%だった。このことから、「人との対話」を重視する学生が多数派であることが明らかになった。
人間に相談したい内容については、「自己分析」(65人)、「面接」(64人)が多く、選考や自己理解に関わる場面で「人と話すこと」が重視されている。また、「メンタル面の悩み」(45人)、「感情や不安の整理」(40人)など、内面的なサポートを人に求める傾向が高い。
一方で、ES(エントリーシート)は、AIへの相談が人間を上回り、一定の学生がAIを言語化や文章作成の支援ツールとして活用している実態が示されている。
人間に「相談したくない」就活内容としては、「メンタル面の悩み」(35人)や「失敗体験」(20人)など、個人的なテーマが多く挙げられている。こうしたテーマでは、他者に弱みを見せることへの抵抗感や、評価されることへの不安の影響が考えられるという。
AIに「相談したくない」内容としても、「感情や不安の整理」(32人)や「メンタル面の悩み」(29人)が上位に挙がっており、AIと人間いずれにも相談しにくい傾向が見られた。
AIに就活相談をする利点を聞いたところ、「いつでも相談できる」(70人)が最も多く、次いで「客観的な意見がもらえる」(50人)、「恥ずかしくない」(45人)などが続き、AIを第三者的存在として捉える傾向がうかがえる。
AIに就活相談をした学生は、「非常に満足した」(18.6%)と「やや満足した」(51.0%)を合わせて、69.6%が満足と回答しており、AIが就活支援ツールとして受け入れられていることが明らかとなっている。一方で、「あまり満足していない」「全く満足していない」と答えた学生は9.8%にとどまった。
調査対象:26卒・27卒で就活中・就活を終えた学生
調査期間:2025年10月22日~2025年10月27日
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
有効回答数:189人(男性79人:女性110人)





























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