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「協育」で挑む人材育成と学校教育、無料フォーラムを9月29日に開催
2025年8月19日 06:30
キャリア協育アクション推進コンソーシアムは、協育アクションフォーラムの4回目となる「“協育”で挑む、2030年代の社会を創る人づくり」を9月29日(月)に開催する。
Zoomウェビナーによるオンライン開催。イベントページからアクセスできる申し込みフォームからの事前申し込みが必要で、当日までにオンラインURLが伝えられる。参加費は無料。申し込みの締切は9月22日(月)まで。
キャリア協育アクション推進コンソーシアムは、教員・企業・NPO・地域など、立場や世代を超えて「協育=ともに育つ」ことを推進する団体。
今回のテーマの背景としては、日本が急速な人口減少に直面しており、2030年には生産年齢人口が6,800万人を下回ると予測されるなか、限られたリソースでいかに人を育てるのかが社会全体の課題となっていることがある。
そこで今回フォーラムでは、「人材育成」をテーマに、2030年代に求められる“協育”を切り口として掘り下げる。次期学習指導要領の検討や、新しい学校づくりなど、教育の「変えるべきこと」「大事にすべきこと」を確認し、社会課題解決のための“協育”を参加者と一緒に考える。
フォーラムは13時〜15時に開催する(13時15分にウェビナーをオープン)。
13時40分からの基調講演は、上智大学 総合人間科学部 教授の奈須正裕氏による「2030年代の人づくりビジョン ~次期学習指導要領がめざすこと~」。奈須氏は中央教育審議会教育課程部会長も務め、すべての子供が「元気に登校、機嫌良く下校」ができる学校づくり、授業づくりを目指しているという。
14時からの特別講演は、東明館学園理事長・校長の神野元基氏による「人工知能時代に求められる学校の姿」。神野氏は、2012年に株式会社COMPASSを創業し、2015年にはAI型教材「Qubena(キュビナ)」を開発。宮崎市教育CIOや、文部科学省中央教育審議会委員も務める。
14時20分からは、奈須氏と神野氏に、ファシリテーターとしてキャリア協育アクション推進コンソーシアム事務局長である若江眞紀氏(株式会社キャリアリンク)が加わり、トークセッションを実施する予定だ。