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すべての子供に「わかる・できる」喜びを、伴走型ICT教材「天神」を教材教具展覧会に出展 株式会社タオ
2025年7月17日 15:30
ICT教材「天神」を開発・提供する株式会社タオは、8月30日(土)に大阪府大阪市のホテルアウィーナ大阪で開催される「第55回 教材教具展覧会」へ出展する。
障がいの有無や発達の特性にかかわらず、すべての子供たちが「わかる・できる」喜びを感じられる学習環境の実現を、30年以上の開発実績を持つICT教材「天神」の実機デモを通じて提案する予定だ。
「天神」は、児童生徒一人ひとりの学力や特性に合わせて、個別最適な学習を提供するICT教材。特に、多様な子供たちが集まる放課後等デイサービス、フリースクール、学習塾などで利用されている。対応学年は、乳幼児(0〜6歳)、小学校・中学校の全学年。対応教科は、英語、数学(算数)、国語、理科、社会、生活、知育・育脳。
出展の背景として、インクルーシブ教育の理念が広がる一方で、教育現場では多様な学力や特性を持つ子供たち一人ひとりへの個別対応が求められ、指導者の業務負担が増え続けていることを挙げている。
同社では、この課題解決の鍵は「テクノロジーが、人の温かさや専門性を最大限に引き出すこと」にあると考え、「天神」がインクルーシブ教育の理想と現場の現実をつなぐ「架け橋」となるところをブースで見せるという。
見どころとしては以下のことが挙げられている。
・「取り残さない」学習の土台。教科書準拠の無学年式システム
主要教科書に準拠しているため、特別な支援が必要な子供も、みんなと同じ学習テーマに取り組め、「ついていけない」という孤立感を生まない。また、学年の壁なくさかのぼり・先取り学習ができるため、一人ひとりのペースで「共に学ぶ」環境を実現する。
・発達の特性に寄り添う、“おもてなし”の教材設計
音声読み上げ機能、1問ごとのヒント・解説・達成感を育むスモールステップ設計など、発達の凹凸に徹底的に配慮した機能を多数搭載。「見て」「聞いて」「自分のペースで」学べる、おもてなしの精神が宿った教材設計を実機で体感できる。
・放課後等デイサービスでの「療育」を「学習」で支える
学習指導に不安を持つ職員でも、専門的な学習支援ができるようになる。特に幼児版の「知識・数量・言葉・記憶・思考」を育むプログラムは、療育の新たな一手として多くの施設で活用されているという。
●開催概要
名称:第55回 教材教具展覧会
会期:2025年8月30日(土)10時~16時
会場:ホテルアウィーナ大阪 4階
〒543-0031 大阪府大阪市天王寺区石ケ辻町19-12
入場:無料
主催:NIK教材研究会