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「ちいかわ」で論理的思考力を育成、講談社が小学1・2年用のプログラミング教材を発刊

株式会社講談社が『ちいかわプログラミングドリル 小学1・2年生』を2025年3月5日に発売

イラストレーター・ナガノ氏が描く人気キャラクター「ちいかわ」が、プログラミング学習用ドリルになった。株式会社講談社は、『ちいかわプログラミングドリル 小学1・2年生』を全国の書店やネット書店で2025年3月5日から発売している。

同書は、小学校低学年向けに論理的思考力を養う問題を60問掲載。プログラミング学習の初めの一歩として、子供たちが「1冊やりきれる」ことを目指した。「やりきる」体験をすることで自信となり、プログラミングに苦手意識を持たずに楽しく学習を進めることができるという。

焼肉をテーマに「繰り返し」の仕組みや処理を学ぶ

子供が楽しく取り組めるようにするため、問題は1ページあたり約5分で解けるように設計し、学習の達成感を味わいやすいように工夫。特に、子供の論理的思考を育む問題を用意することで、本格的なプログラミング学習に入る前の事前学習にも利用できるようにした。

1ページあたり約5分で解けるように問題を設計
子供の論理的思考を育む問題を用意

また、解答後に「できたね!シール」を貼ることで、学習のモチベーションを維持できる仕組みになっている。シールには「やったね!」「すごい!」「ごうかく!」といった励ましのメッセージを明記し、子供たちが楽しみながら学習できる要素を盛り込んだ。

「できたね!シール」で学習のモチベーションを維持

同書の構成は、「順序」「繰り返し」「選択」「イベント処理」「コンピュータの考え方」「変数」の6カテゴリーとなっており、最後に「ちいかわプログラミングけんていしけん」として、総まとめの問題を用意している。

6カテゴリーごとの問題と総まとめの問題を掲載

「順序」の概念や仕組み、「命令」の考え方などをちいかわのキャラクターたちが紹介するほか、「おうちの方へ」では学習のめあてや目的、問題内容を保護者向けにわかりやすく解説した。

豊富なイラストでプログラミングの概念や仕組みを紹介
「おうちの方へ」で学習のめあてがわかる

書誌情報

書名:ちいかわプログラミングドリル 小学1・2年生
著者:ナガノ
編者:講談社
発売日:2025年3月5日
定価:1,210円(本体1,100円+税10%)
判型:B5判
ページ数:80ページ
ISBN:9784065377420
発行:株式会社講談社
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