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マウスコンピューター、初のChromebookをNew Education Expo 2024で展示
2024年6月13日 06:30
株式会社マウスコンピューターは、6月6日から6月8日に開催された「New Education Expo 2024 in 東京」にGIGAスクール第2期の児童生徒用PCとしてChromebookの「mouse Chromebook U1-DAU01GY-A」を展示した。同社初のChromebook製品となるもので、Windows PCとともにGIGAスクール端末のラインナップを展開する。
マウスコンピューターでは、GIGAスクール第1期にWindows 10搭載PCを提供、第2期でもWindows 11搭載の「MousePro T1-DAU01BK-A」を発売し、さらに同社初のChromebookとなる「mouse Chromebook U1-DAU01GY-A」を追加投入し、どちらのOSも選べるようにした。
ハンドル付きのChromebook「mouse Chromebook U1-DAU01GY-A」
ディスプレイは10点マルチタッチ対応の11.6型とし、CPUにインテル プロセッサー N100、メモリーは8GB、ストレージはeMMCの64GBを搭載する。無線はWi-Fi 6Eに対応しており、従来機器と干渉のない無線通信が可能。
本体はコンバーチブルタイプでキーボード側を折り返すことでタブレットスタイルで利用できる。本体側面のUSB端子にホルダーを装着し、付属のスタイラスペンを収納して持ち歩くことが可能だ。スタイラスペンは4096段階の筆圧検知と60度の傾き検知で、自然な書き心地を実現しているという。
キーボード上部に500万画素、液晶上部に100万画素の2つのカメラを搭載、500万画素のカメラはオートフォーカス機能を備え、高画質で写真や動画の撮影ができるだけでなく10mmサイズの二次元バーコードの読み取りにも対応する。100万画素のカメラは液晶上部にあるため、オンライン授業などで自分の顔を映してコミュニケーションができる。
本体背面には収納式のハンドルを備えている。引き出すことで持ち手となり、教室移動時にも持ちやすく、カバンのように持ち運びができるとしている。また、万が一、落としてしまった場合に備えて75cmの落下試験をパスしており、直径1mm以上の異物が内部に侵入しないIP4xの防塵規格に適合している。
本体のインターフェースは左右に配置しており、Type-AのUSB3.0端子は左右に1ポートずつ用意されている。Type-CのUSB3.0端子も左右にあり、どちらも本体充電ができるPowerDelivery対応で、さらに外部ディスプレイと画面出力ができるDisplayPort Alt Modeにも対応する。そのほかにヘッドセット端子やmicroSDカードスロットを備えている。
また、サポートについては、3年間の無償保証サービスが標準で付属しており、さらに延長保証にも対応する。
マウスコンピューターでは、「Made in Japan」を掲げるとともに、第1期で実績があることから、すでに引き合いがあるとしており、Windows PCだけでなくChromneBookでもGIGAスクール端末を提供していく。なお、「mouse Chromebook U1-DAU01GY-A」はすでに同社のWebサイトで販売を開始しており、価格は6万9850円(税込)。
また、New Education Expo 2024 in 東京では、教員向けのパソコンや文教向けのWindows PC製品を展示した。
GIGAスクール端末とともに、教員用のコンピューターとしてMousePro Gシリーズを展示。なかでも約969gと軽量のノートPC、MousePro G4/14型は最新のインテル Core Ultra プロセッサー搭載でAIコアを備え、AIに対応するアプリケーションの処理をNPUがアシストすることで消費電力を削減する。
さらに外部大型液晶モニターをはじめ、DXハイスクールやSTEAM教育向けのノートPCやデスクトップPC、外部大型液晶モニターなどを展示した。
なお、マウスコンピューターは6月14日(金)と6月15日(土)に開催されるNew Education Expo 2024 in 大阪にも出展する(2階展示ホール ブースNo.5)。場所は、大阪マーチャンダイズ・マート(OMM)で、展示は9時30分から18時までとなっている。