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富士ソフト、教育DXサービスマップ(実証アルファ版)を公開

デジタル庁から受託した実証調査研究事業の一環としたデジタルサービスカタログ

教育DXサービスマップ(実証アルファ版)のWebサイト

 富士ソフト株式会社は教育分野のデジタルサービスのカタログ情報を提供する「教育DXサービスマップ(実証アルファ版)」を12月14日に公開した。デジタル庁から受託した「令和5年度教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査研究事業」の一環として公開した。

 教育DXサービスマップ(実証アルファ版)に掲載のサービスは、以下の4のカテゴリーで、誰でも登録などをせずに閲覧できる。

(1)教務系、保健系、学籍系、学校事務系など統合した機能を有している校務支援システム
(2)デジタルノートや教材作成、一斉/個別配布等の授業支援・協働学習支援サービス
(3)発達段階・教科別のドリル教材や、英語5領域に関するデジタル教材
(4)プログラミング教育、情報モラル教育等の情報教育サービス

 富士ソフトは、デジタル庁の令和5年度の実証事業において、民間企業等によって主体的かつ協調的に教育DXサービスマップを構築していくための実証を実施中。今回、その実証の一環として10月31日より掲載するサービスの募集を行い、応募があったサービスを教育DXサービスマップ(実証アルファ版)としてまとめた。

 教育DXサービスマップ(実証アルファ版)は教育委員会や学校関係者が活用することを目的としており、今後も掲載情報を拡充させる。さらに、次世代校務DXや教育データ標準化、相互運用性の確保など、改訂される関係省庁の方向性や改訂されるガイドラインにもとづいて、ベスト・リファレンスの紹介など継続的な改善を予定しているという。