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スマイルゼミの小学生コース、個別最適学習を実現する「コーチング」機能を提供、12月20日から

同時に漢字書き取りの正誤判定精度も向上

「コーチング」機能を提供開始

 株式会社ジャストシステムは、タブレットを使った通信教育「スマイルゼミ 小学生コース」において、一人ひとりに合った学習リズムと最適な教材で指導する「コーチング」機能を提供開始すると発表した。12月20日から提供する。

 コーチング機能は、スマイルゼミを開始した2012年から蓄積した学習データを分析、児童の1回あたりの学習時間や時間帯、曜日、頻度などと掛け合わせ、最も効果的な学習時間や教材数・内容を提案する。児童は学習の進め方が分かるようになっていくという。

「コーチング」機能で学習習慣をつける

 コーチングの内容は、児童の進級やクラブ活動、習い事などの生活リズムの変化に合わせて変化、例えば学習習慣が身に付かない児童には少しずつ教材を増やしていき、学習習慣が身に付いた場合には、より効果的な曜日や時間を提案する。常に状況に応じて指導方法を変化させていくことがコーチング機能の特徴だとしている。

 また、同時に「字形判定エンジン」を開発し、漢字の正誤判定精度をさらに向上させた。もともとスマイルゼミでは書く学びにこだわっており、字形判定エンジンにより、タブレットで手書きした漢字を直接判定、接点や交差、画数などをその場できめ細かくフィードバックする。先生や保護者が隣で見守るような漢字書き取りの確認が可能となり、文字を丁寧に書く習慣が身につくとしている。

「字形判定エンジン」を開発、漢字の正誤判定精度が向上