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不登校生の「出席扱い制度」、オンライン説明会を12月16日に実施

出席扱い制度の内容と利用方法を説明

不登校生の「出席扱い制度」、オンライン説明会を12月16日に実施

不登校児童生徒対応のマンツーマンオンライン塾「Preステップオンライン」を運営するCKCネットワーク株式会社は、「学びの場は一つじゃない 家庭学習が学校の出席に! 増加する不登校の公的サポート制度 ~出席扱い制度オンライン説明会~」を、2023年12月16日(土)にオンラインで開催する。

文部科学省の調査によると、小・中学校の不登校児童生徒の数は2022年度に過去最多の29万9,048人を記録しており、2013年度以降、年々増加している。そのうち、自宅におけるICT等を活用した学習活動を指導要録上出席扱いとした児童生徒数は、2021年度に11,541人と大幅に増加しているが、自宅における学習活動を指導要録上出席扱いとされた割合は全体の約4.7%で、「出席扱い制度」はまだ広く知られていない。

文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」をもとに作成
e-Stat政府統計の総合窓口内の児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査をもとに作成

さらに「令和2年度不登校児童生徒実体調査」によると、不登校となった中学生のうち約74%が勉強の遅れに対する不安を、約69%は進路・進学に関する不安を抱えている。このような現状から、家庭学習の取り組みが学校の出席扱いとなることは、生徒の進路選択に大きな影響を与えることが考えられる。

文部科学省「不登校児童生徒の実態把握に関する調査報告書」をもとに作成

不登校児童生徒へのオンライン授業・面談の実績を持つ同社は、家庭学習を通して不登校支援を実施。その中で、出席扱い制度適用のためのサポートを行ってきた。出席扱い制度を通して、児童生徒の家庭での頑張りを「出席」という結果にして自信につなげたいという想いから、今回の相談会を通して同制度の活用を後押しする。


    【概要】
  • 日時:2023年12月16日(土)11:00-12:00
  • 実施方法:オンライン(Zoom)
  • 内容:出席扱い制度の内容の説明、制度の利用の仕方