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高校生がハマっているマンガは?LINEリサーチが発表

週に1日以上マンガを読む高校生は59%

高校生がマンガを読む頻度

 LINE株式会社のスマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」では、日本全国の高校生対象にマンガを読む頻度やマンガから受けた影響などを調査し、その結果を公表した。週1日以上マンガを読む高校生は6割、ハマっているマンガは男女ともに「推しの子」「SPY×FAMILY」の順に多かった。

 マンガを読む頻度を聞いたところ、週に1日以上マンガを読む人からほぼ毎日マンガを読む人までを合計すると約59%が週1日以上マンガを読むとしている。反対に16%の高校生がマンガはまったく読まないと答えた。

 一方、マンガから受けた影響については、複数回答可で女子が「まわりの人との会話がはずんだ・話題が増えた」がトップで53.3%、男子が「知識が増えた」で50.4%。男女とも似たような結果となり、特に3位から5位までは「趣味ができた」「想像力が豊かになった」「価値観・人生観が変わった」の順で男女とも同じ順位となった。

マンガから受けた影響。JK=女子高生、DK=男子高生

 また、ハマっているマンガのタイトルは、男女ともに1位が「推しの子」、2位が「SPY×FAMILY」。3位以下は男女で大きく異なっており、女子の3位が「山田くんとLv999の恋をする」に対して、男子は「ONE PIECE」となっているなど、10位まで見れば、男女でラインナップは大きく異なっている。

いま、ハマっているマンガ。JK=女子高生、DK=男子高生

 なお、前年の2022年の調査では「SPY×FAMILY」は1位だった。前年ではランク外だった「チェンソーマン」は今回は女子で7位、男子で5位となるなど、流行の移り変わりも大きく影響している。

 今回の調査は6月19日から6月21日まで、全国のLINEリサーチのモニターのなかの高校1年生から3年生の男女に対して、スマートフォンを介したWeb調査で行い、有効回収数は1003サンプル。