ニュース

LINEリサーチ、若年層の流行に関する定点調査(2021年下期)結果発表、「鬼滅の刃」が再び1位

LINE株式会社は、2021年下期における若年層の流行に関する調査結果を発表した。同調査は、同社のスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を利用したもので、全国の15~24歳の若年層の男女に対して、四半期ごとに最近の流行についてアンケート調査を実施している。2021年下半期は9月、12月の2回の調査と、行ってみたい話題の名所・スポットに関する調査を実施した。

2021年下半期は複数のマンガ・アニメが10位以内にランクイン!最新調査では「鬼滅の刃」が再び1位に
2021年9月期と12月期を含めた下期の結果では、9月期1位に「東京リベンジャーズ」、12月期1位に「鬼滅の刃」がランクインした。また「呪術廻戦」は9月期も12月期もランクインしており、アニメやマンガのタイトルが下期の若年層トレンドとしては高い注目を集めている。12月期の2位にランクインした「なにわ男子」は、前回の33位から急上昇する結果となった。

5位、6位には「ポケットモンスター/ポケモン」と「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール」がランクイン。「BTS」や「ウマ娘 プリティーダービー」などは、ここ最近の流行調査では常に10位以内に入っており、安定した人気がうかがえる。

「平成フラミンゴ」や「すとぷり」など、YouTubeで活躍中のグループが30位以内にランクイン
最新結果の11位以降は、前回10位以内に入っていた「Apex Legends」や「YouTube」、「新型コロナウイルス感染症」などがランクイン。19位には「平成フラミンゴ」が、30位には「すとぷり」といったYouTubeで活躍中のグループがランクインし、特に10代女性で人気の高い傾向となった。

男性は「ポケモン」、女性は「なにわ男子」が急上昇で上位にランクイン
男女別では「鬼滅の刃」が男女共通して上位となり、男性は23~24歳の割合がもっとも高く1位。女性は19~22歳、23~24歳の年齢で2位となった。

男性では全体ランキングでも上位に入っていた「ポケットモンスター/ポケモン」や「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール」が、どの年齢層でも上位となっており、流行の様子がうかがえる。また「ウマ娘プリティーダービー」や「Apex Legends」などのゲームタイトルも引き続き男性10位以内にランクインする結果となった。

女性ではすべての年齢層で「なにわ男子」が1位。高校生から大学生、社会人にあたる幅広い年齢層でランクインし、高い注目を集めたことがわかった。また女性15~18歳、19~22歳の年齢層では「コムドット」がランクイン。15~18歳では10位に「平成フラミンゴ」が入っており、YouTuberの活躍も話題になっている様子がうかがえた。

これから行きたいスポットは、1位「スーパー・ニンテンドー・ワールド™」、2位「ジブリパーク」
12月期の調査では、2019年以降にオープンした新しいスポット、または2022年にオープン予定の最新スポットの中で、これからどこに行きたいかを聞いたところ、全体ランキングの1位から5位まではすべてテーマパーク関連の施設となった。

1位は昨年3月にユニバーサル・スタジオ・ジャパン内にオープンした「スーパー・ニンテンドー・ワールド™」で、約5割となった。次いで今年の秋にオープンを予定している「ジブリパーク」がランクインする結果となった。男女別でも「スーパー・ニンテンドー・ワールド™」がともに1位にランクイン。なお、男性に比べると女性のほうが「特にない/わからない」の割合が低く、新名所や最旬スポットへの注目がより高い様子がうかがえる。