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「ONE PIECE」がZ世代のトレンドランキング総合1位、「TikTok」が2位
男性はコミック、アニメ、ゲームが強く、女性はアイドル
2022年10月19日 06:40
LINE株式会社は、同社が運営する「LINEリサーチ」の2022年9月の結果を発表した。全国の15~24歳の若年層の男女に対して「最近流行っているコト・モノ・ヒト」について自由回答形式のアンケート調査した結果、総合1位には「ONE PIECE」、2位は「TikTok」、3位はNintendo Switchの「Splatoonシリーズ」となった。
そのほかの順位では、4位にONE PIECEの劇場版である「ONE PIECE FILM RED」、7位にアイドルグループ『THE SUPER FRUIT』のデビューシングル「チグハグ」、Twitterのマンガで馴染みのある「ちいかわ」が10位。6月期の調査では総合1位だった「SPY×FAMILY」は8位まで後退した。
11位以降は歌手やアイドルが入り、11位に「Snow Man」、17位に「BTS」、24位に「TWICE」、28位に「Ado」、30位に「SixTONES」となった。「Ado」は前回は323位だったものが28位まで急上昇した。また、ゲーム関連では3位に「Splatoonシリーズ」があるが、9位に「ゲーム」そのものがランクインし、11位~30位には「原神」「Apex Legends」「ウマ娘 プリティーダービー」「モンスターストライク」「ポケットモンスター/ポケモン」が入っている。
また、11位から30位のなかには、TVアニメ「リコリス・リコイル」が18位、全国旅行支援の始まる前の9月という時期でもあり26位に「旅行」がランクインしている。
男女別と、15歳~18歳、19歳~22歳、23歳~24歳に分けた年齢別では、総合1位だった「ONE PIECE」が男性すべての年齢層で1位となり、年齢が若いほど割合が高くなった。また、「Splatoonシリーズ」は男性の19歳~22歳、23歳~24歳で2位となるなど年齢が上になるほど関心が高くなっている。
女性の1位は15歳~18歳で「チグハグ」、19歳~22歳で「TikTok」、23歳~24歳で「なにわ男子」となり男性とは違った傾向をみせている。「ONE PIECE」や「SPY×FAMILY」はどの年齢層も8位以内に入っているものの、アイドル歌手や「TikTok」が多くベストテン入りしている。
なお、社会問題として「新型コロナウイルス感染症」は総合で13位となり、男性の19歳~22歳で8位、男性の23歳~24歳で3位、女性の23歳~24歳で7位の男性の年齢が高いほど流行を感じている。