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通信制高校・サポート校のオンライン合同学校説明会「まるごと通信制フェスタ」にNPO法人eboardが協力

2023年6月から全国18エリアでオンライン開催

NPO法人eboardは、2023年6月から全国18エリアでオンライン開催する、通信制高校・サポート校の合同学校説明会「まるごと通信制フェスタ(主催:株式会社リクメディア)」に関して、イベント広報および運営の協力を行うことを決定した。

「まるごと通信制フェスタ」は、中学校で不登校だった生徒や、進学した高校が合わなかった生徒が、自宅から通える地域で、自分にあった通信制高校・サポート校に出会うことを目的として開催される。

全国18エリアの地域別にオンラインでの開催となり、興味・関心のある生徒・保護者の参加を受け付けている。参加は無料、申し込みは、地域ごとの特設サイトから。

当日は、各エリアの通信制高校・サポート校8校がオンライン登壇し、 各キャンパスのコースやカリキュラム、学校の雰囲気などの特色を各校15分ほどで紹介。 チャットで質問することも可能。また対面での見学が不安な場合は、カメラOFF・音声ミュートで気軽に参加できる。

「まるごと通信制フェスタ」開催のイメージ

文部科学省による直近の調査において、小中学校における不登校児童・生徒数は24万人を超え、過去最多となりこの数年で急増している。ICT教材「eboard」を開発・運営するNPO法人eboardは、2013年の設立以来、不登校の子がいる家庭、民間のフリースクールや学校の相談室、教育委員会が運営する教育支援センター等へのICT教材の提供を通じて、不登校の子供たちの学びをサポートしてきた。

一方で、不登校の子の3人に1人がサポートを受けられない状況にあることから、不登校の子と関わる教育・学習支援現場のスタッフを対象とした研修プログラム「eDojo(イー道場)」の取り組みをスタートし、不登校の子への支援を強化している。

近年、全日制・定時制高校の生徒数が減少する中にあって、多くの子が進学先として通信制高校を選択するようになっており、通信制高校の生徒数は20万人を超え、年々増加傾向にある。NPO法人eboardは、子供たち一人ひとりに合った進路の実現を応援したいとの思いから、不登校となった子に通信制高校・サポート校との出会いを提供する「まるごと通信制フェスタ」および株式会社リクメディアの主旨に賛同し、全国の生徒・保護者に向けたイベント広報および運営に関して、協力するとしている。