ニュース

paiza、中高生向けプログラミング試験「P共通テスト」の対策講座を実施

P共通テスト

 paiza株式会社は、全国の中高生向けプログラミングの試験「第二回バンタンテックフォードアカデミー中高プログラミング共通テスト(P共通テスト)」の無料の対策講座を12月11日に実施すると発表した。このテストはバンタンテックフォードアカデミーが主催する試験で、paizaが問題監修と採点を担当する。

 対策講座は12月11日の17時から18時までの60分間。オンラインでZoom形式で実施し、講師はpaizaの社員が務める。受講料は無料。対策講座に参加しない場合でも、P共通テストに申し込むと対策講座の案内が届く。

 本番の試験となる「P共通テスト」の第2回目は2023年1月22日の13時から14時30分まで実施。受験資格は中学生、高校生、高専生(4年生除く)で、受験費用は無料。

 P共通テストは、主催者によれば、全国の中高生のプログラミング能力の向上と、才能ある中高生を社会につなげることを目的とした無料のプログラミング統一webテスト。中高生向けであるとともに、高校に導入される「情報I・情報II」を考慮した問題構成となっているため、2025年以降、情報Iが導入予定の「大学共通テスト」に対する実力の参考にすることも想定している。

 paizaはITエンジニア向けの転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営する企業。プログラミングスキルを判定する「paizaスキルチェック」を提供し、このシステムを活用して問題監修と採点を行っている。

 2022年1月に開催した「P共通テスト」の第1回目は全国から130名以上の中高生が参加したが、受験者の9.2%が「paizaスキルチェックBランク以上に相当し、企業からスカウトが来る技術レベル」を持つプロレベルに匹敵したという。