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チエル、語学4技能学習システム「CaLabo MX」がMicrosoft Teams アプリ上で操作可能に

語学4技能学習システム「CaLabo MX」

学校教育向けにICT利活用を支援するチエル株式会社は、語学4技能学習システム「CaLabo MX(キャラボエムエックス)」をMicrosoft Teams(以下、Teams)と連携させ、Teamsアプリ「CaLabo Agent」として提供開始したことを発表した。これにより、今後はTeamsアプリ上でシームレスにCaLabo MXを起動、活用することが可能となる。

CaLabo MXは、語学4技能の「聞く」「話す」「読む」「書く」に特化したクラウド型の語学学習システムで、ノートPCやスマートフォンなどのモバイル端末で利用できることが特徴。主に高校、大学の英語などの授業で活用されており、聞いた言葉をそのまま話す「シャドーイング」や聞いた言葉を書き取る「ディクテーション」、「語彙テスト」など授業運営に必要な各種機能を提供している。

CaLabo Agentアプリはマルチテナント版のCaLabo MXで利用することができ、Teamsのチャネル上にタブとして表示される。︎ Teamsを利用している場合、Teamsの画面上から「CaLabo MX」の機能を操作できるため、ウィンドウを切り替えることなく1つのアプリ内でシームレスに操作でき、利便性が向上する。

チャネルタブ上には「授業を開始」「出席」「アンケート」「評価シート」など先生が授業で使う機能のほか、生徒側が使用する「Webテレコ」「シャドーイング」「ディクテーション」など語学学習機能が搭載。シャドーイング機能にはAzure Cognitive Services の Speech to Textを採用し、生徒の発話がそのままテキスト化され、モデル音声と比較して自動採点される。自分の発音を視覚的にも確認できるため、練習の成果を実感しやすく、モチベーション向上にも役立つとしている。

「CaLabo Agent」の利用画面

また、先生がTeams bot(特定のタスクを入力すると自動で実行するアプリケーション)の投稿欄に出席を取るためのコマンドを入力することでも出欠確認が可能となっている。

Teams botを活用した出欠確認