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発達障害・グレーゾーンの子の「学力の伸ばし方」に関する電子書籍を無料配布

パステル総研が作成、2022年11月末まで

発達障害やグレーゾーンの子どもたちが生きやすい時代をつくるきっかけづくりをする専門サイト「パステル総研」を運営する株式会社パステルコミュニケーションは、電子書籍の小冊子『発達障害・グレーゾーンの子の学力の伸ばし方 ワーキングメモリーを鍛えるのが肝 ワーク付き』の無料配布を開始した。

この小冊子では、親子で楽しく取り組めるワーキングメモリーを高めるワークの一部を紹介している。申し込みページから登録してダウンロードする。

パステル総研が2021年9月25日~10月1日にパステル総研読者、メルマガ読者、Nicotto!塾生、発達科学コミュニケーショントレーナー・リサーチャーの計244名に行った調査「勉強・学習の困りごとTOP10」の結果は、以下のとおりだったという。

  • 第1位「作文が苦手」63%
  • 第2位「文章題が苦手」59%
  • 第3位「集中力がすぐに切れる」56%
  • 第4位「書くことが苦手」55%
  • 第5位「口で説明するのが苦手」45%
  • 第6位「板書をノートに写すのが苦手」45%
  • 第7位「漢字が覚えられない」40%
  • 第8位「先生の指示をすぐに忘れる」29%
  • 第9位「音読が苦手」28%
  • 第10位「読んでも理解できない」26%

発達障害・グレーゾーンの子どもたちは勉強・学習をする際に、集中力が続かずに気がそれやすく、さらに読み書きへの苦手さが見受けられるという。

これらには作業記憶とも言われるワーキングメモリーが深く関係していることから、パステル総研ではワーキングメモリーに注目し、悩める母親をサポートするための小冊子を作成した。