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Apple、iPadの活用事例やヒントをまとめた教育サイトを公開

新しい授業づくりに向けて

Appleは4月26日、同社の公式サイトでiPadを使った授業のための資料や国内のすぐれた実践事例を紹介するウェブサイトを公開したと発表した。

GIGAスクール構想でiPadを導入した自治体は多く、同社サイトによると現在は275万台以上のiPadが導入され学習に活用されている。同ウェブサイトは、そうした現場の活用から生まれた実践事例や授業ガイド、さらにはiPadを使った効果的な授業づくりをサポートするヒントをまとめたもので、学校現場のiPad活用を広げる情報が紹介されている。

具体的には、「小学1年生国語」「小学2年生算数」など教師らにとってiPadの活用場面がわかりやすい、学年別の教科で使える授業ガイドを用意。それぞれPDFファイルでダウンロードも可能。

学年や教科別に、授業で使えるiPad活用を紹介

また、学年や教科に関係なく使える授業のアイデアや、「学級通信」など授業以外で使える活用方法も紹介。ほかにも、iPadの基本的な使い方をまとめたPDFファイルも用意されており、これからiPadを使う教師がマニュアルとして活用できる。

さまざまな授業で使えるアイデアや、授業以外で活用する方法も紹介

さらに教育委員会やITリーダー向けのサイトも別途公開されており、現場のICT活用を推進するヒントやノウハウも紹介している。特に「ID管理」や「持ち帰り学習」「OSアップデート」などiPadの管理・運用に必要な情報がまとまっている。

導入準備や効率的な運用に欠かせないノウハウも集約