プレゼント企画

【読者プレゼント】書籍『スマホの中の子どもたち デジタル社会で生き抜くために大人ができること』を抽選で3名様にプレゼント!

――応募締切は2025年6月27日(金)まで

日ごろより、インプレス「こどもとIT」をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。日ごろのご愛読に感謝し、皆さまの情報収集や学びに役立つ教育関連の書籍をプレゼントします。ご希望の方は、記事末の応募フォームよりご応募ください。
『スマホの中の子どもたち デジタル社会で生き抜くために大人ができること』を3名様にプレゼント

2025年5月23日に発売された書籍『スマホの中の子どもたち デジタル社会で生き抜くために大人ができること』(著:エミリー・ワインスタイン、キャリー・ジェームズ/訳:豊福晋平/解説:水野一成/発行:株式会社日経BP)を、抽選で3名様にプレゼントします。

「スマホばかり見て……」「SNSで何してるの?」そう問いかけても、子供たちが感じている本当のことは見えてきません。同書は、10代のリアルな声と大規模な調査に基づき、「なぜスマートフォンを手放せないのか」「SNSで何が起きているのか」を深く掘り下げ、私たち大人が理解し、共に歩むための視点を与えてくれる1冊です。

同書の翻訳を手がけたのは、デジタル・シティズンシップの普及と教材開発を展開する国際大学GLOCOM 主幹研究員・准教授の豊福晋平氏。本書の翻訳にあたり、日本の子供たちが抱えるデジタル利用のリアルな課題を意識しつつ、「デジタルエージェンシー」や「市民としてのICT活用」といった概念を日本の文脈に合った言葉で丁寧に訳しています。

同書では、スマートフォンを通してデジタル社会に身を置く子供たちが、いじめや嫌がらせ、不適切な投稿など、さまざまな「事態」に遭遇していると分析。SNSが当たり前になり、デジタル社会につながり続けるプレッシャーや義務化に近いメッセージのやりとり、過剰なスクリーンタイムといった課題を抱えていると定義しています。

さらに、10代の子供たちがデジタルエージェンシー(個人がデジタル技術を主体的に使いこなす力)を身に付けるために、大人が取るべき大切な姿勢として、以下の3つを提示。

・「決めつける」のではなく「問いかける」こと
・「呆れる」のではなく「共感」を優先すること
・「戒め」だけでなく「複雑さ」を受け入れること

スマートフォンを手放せない子供たちをただ叱るのではなく、共感と対話理解に基づくアプローチを提唱しています。

13歳から19歳への大規模調査とヒアリングを通じ、少年少女とソーシャルメディアの関係を探る

同書は、デジタル社会を生きるすべての子供たちのウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良好な状態)を守るための指針を提供しており、教育関係者や保護者など、多くの方に手に取っていただきたい1冊となっています。奮ってご応募ください。

・プレゼントの応募方法
『スマホの中の子どもたち デジタル社会で生き抜くために大人ができること』(著:エミリー・ワインスタイン、キャリー・ジェームズ/訳:豊福晋平/解説:水野一成/発行:株式会社日経BP)を抽選で3名様にプレゼントします。ご希望の方は、こちらの応募フォームに必要事項をご記入ください。応募締切は、2025年6月27日(金)23時59分まで。当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。

目次

はじめに 私たちは何を見逃しているのか? それがなぜ重要なのか?
第1章 デジタル時代に本当に心配すべきこと
第2章 スクリーンの魅力──なぜ私たちは離れられないのか
第3章 友情のジレンマ──デジタル時代に変わる関係性の形
第4章 ちょっとした嫌がらせと大きな喧嘩──小さな火種が爆発する理由
第5章 ヌード画像──リスクを承知でティーンがセクスティングをする理由
第6章 政治は個人的なもの、逆もまた然り──切り離せない現代の関係性
第7章 生涯消えない? デジタル足跡──過去と共存する未来
第8章 結論:「デジタルエージェンシー」のために大人ができること

書誌情報

書名:スマホの中の子どもたち デジタル社会で生き抜くために大人ができること
著者:エミリー・ワインスタイン、キャリー・ジェームズ
訳者:豊福晋平
解説:水野一成
発売日:2025年5月23日
定価:2,970円(本体2,700円+税10%)
判型:A5判
ページ数:296ページ
ISBN:9784296071173
発行:株式会社日経BP