イベント

赤ちゃん寝かしつけデバイス、ユカイ工学がCES 2026で公開

ユカイ工学株式会社が、2026年1月6日(火)から1月9日(金)に米国ラスベガスで開催される「CES 2026」に出展(出典:ユカイ工学株式会社、以下同じく)

ユカイ工学株式会社は、2026年1月6日(火)〜9日(金)に米国ラスベガスで開催される電子機器とテクノロジーの見本市「CES 2026」に出展する。

ユカイ工学のブースでは、2025年の「CES 2025」で初公開した「猫舌ふーふー」を始めとする、ユカイ工学の最新ロボットを一堂に展示するほか、企業との協業事例となる開発実績も紹介する。

そして、未発表の新プロダクトも展示を予定している。やみつき体感ロボット「甘噛みハムハム」(2022年発表)、あなたの代わりにふーふーしてくれるロボット「猫舌ふーふー」(2025年発表)など、ロボティクスを生かし世の中にない製品をいくつも生み出してきたユカイ工学ならではの新商品を、「CES 2026」で発表予定だ。

さらに、株式会社タカラトミーが開発し、ユカイ工学がプロダクトデザインに協力した、赤ちゃんの寝かしつけサポートデバイス「necoron」(ネコロン)のプロトタイプを初公開する。現在、タカラトミーが、2026年頃の市場化を目指して開発を進めている。

開発中の「necoron」(ネコロン)の利用イメージ

抱っこで眠った赤ちゃんをベッドに下ろした途端に、スイッチが入ったように目を覚ましたり泣き出したりしてしまうことは、日本では「背中スイッチ」という言葉が生まれるほど、多くの保護者の不安や悩みとなっている。

「necoron」は、赤ちゃんを起こさずにベッドに寝かせる最適なタイミングを知らせ、育児における「背中スイッチ」による負担を軽減するソリューションとして開発を進めているという。

赤ちゃんの足に取り付けてボタンを押すだけで動作し、本体LEDの色で「抱っこで歩く」「ベッドに寝かせる」など、そのときに最適な育児行動を知らせ、スムーズな寝かしつけをサポートする。

本体のLEDで、最適な育児行動を通知