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川崎市、小学生の「朝の居場所づくり」モデル事業を3校で開始

「朝の居場所づくり」を実施した川崎市立久本小学校(高津区)の様子(出典:川崎市、以下同じく)

 川崎市は、小学校の始業前から児童を受け入れる「朝の居場所づくり」を進めているが、2026年7月6日から市立小学校3校で朝から児童を受け入れるモデル事業を開始し、合計113名が利用した。

 このモデル事業は、朝の時間に子供だけで過ごすことに不安を感じている家庭のニーズなどに対応したもので、地域の人材を活用して始業前の7時30分ごろから8時10分ごろまで、図書室などで実施。運営はNPO法人などが担当する。

 7月6日から開始した小学校は市内3区から、幸区の川崎市立新小倉小学校、高津区の川崎市立久本小学校、宮前区の川崎市立犬蔵小学校。このうち、犬倉小学校については、朝の居場所事業に先立って2025年度から市内小学校の元司書教諭が仲間のボランティアとともに「朝の図書室開放」に取り組んでいた。

 児童からは登校前に友達と話ができたことや、忘れた宿題ができたといった声があり、保育園に送迎の必要があって家を早く出る保護者からも好評だったという。

幸区の新小倉小学校の様子
宮前区の犬蔵小学校の様子

 利用にあたっては実施校の全児童が対象で、登録も不要で利用料も無料。利用カードを持参して指定の場所で朝の居場所のスタッフとともに過ごす。居場所の開設は学校の課業日で、土日・祝日や夏季休業期間は開設しない。

 川崎市では、秋ごろを目途にさらに4区でモデル事業を開始し、市内の7行政区に展開。その後は、市内に115ある全小学校での設置に向けて順次拡大を予定しているという。