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DXハイスクール採択校・育英高校の成果をFortniteに公開、高校生が母校の魅力をメタバースで発信

monoAI technology株式会社が、学校法人武井育英会育英高等学校におけるXR制作授業の最終成果を公開(出典:monoAI technology株式会社、以下同じく)

monoAI technology株式会社は、学校法人武井育英会育英高等学校(兵庫県神戸市)の1年間にわたるXR制作授業の2025年度最終成果を公開した。同プロジェクトは、文部科学省が進める「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の一環として実施したもの。

育英高校は、将来の社会で不可欠となる高度なICTスキルの習得を目指し、DXハイスクール補助金を活用した先端教育に取り組んできた。monoAI technologyは、同校におけるゲーミングPCの導入支援や3DCG制作ソフト「Maya」を使うモデリング授業への講師派遣、カリキュラム運営を一貫して支援している。

今回の取り組みは、単なるスキルの習得にとどまらず、自分たちが通う校舎をデジタル空間に再現し、それを「社会に公開する」という実戦的なプロセスを通じて、生徒の創造性とデジタルスキルを養うことを目的としたものだ。

公開した空間は、生徒が1年間の授業で制作した3Dモデルをもとに、同社のメタバース開発支援サービス「monoNITE」の技術を利用してオンラインゲームの「Fortnite」に実装している。Mayaを駆使することで、実物の校舎に極めて近い、高精細なメタバース空間を実現しているという。

育英高等学校メタバース校舎は、Fortniteのインストール後に島コード「0810-5823-8670」を入力して世界中の誰もがアクセスできる。同校は、遠方の受験生や保護者が学校の雰囲気や施設を体験できるバーチャルオープンキャンパスなどの広報拠点として活用。高校生が自ら母校の魅力をメタバース上で発信することで、新入生向けのPRにもつなげる予定だ。

●校舎写真と生徒がMayaで制作したFortnite上の空間

実物の校舎と、Mayaで再現されたメタバース空間
複雑な構造の階段も、ポリゴンを使って忠実にモデリング
体育館周辺の植栽など、校舎を取り巻く環境まで再現