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生徒がプロンプトの「難しさと楽しさ」を体験、福井県立勝山高校で出前授業を実施

出前授業の様子(出典:aicrew株式会社、以下同じく)

生成AIを活用した動画制作・教育事業を展開するaicrew株式会社は、2026年2月6日に福井県立勝山高等学校で出前授業を実施した。同授業は、文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の一環として行っている。

文部科学省が推進する「DXハイスクール」では、情報・デジタル分野の外部専門人材の活用が最重要事項の1つとなっている。aicrewは「AIクリエイティブをすべての人へ」というビジョンのもと、プロの現場で培った最先端の生成AI活用ノウハウを地方の高校生にもダイレクトに届けることを目指し、出前授業プログラムを立ち上げた。

授業の内容は以下の通り。

・AIを「魔法」ではなく「技術」として学ぶ 「0から1」の動画制作
素材を一切持たない状態から、デザインツール「Canva」を利用して15秒程度の動画を完成させるワークショップを実施。「何もないところから自分で作れた」という成功体験が、生徒の自己効力感を大きく引き出した。

・プロンプトの試行錯誤
「ユニフォームを着てバドミントンをする女子高生」と指示しても、AIが制服と誤認してしまうなど、正確な指示(プロンプト)の難しさをリアルに体験。「便利だけど、思い通りにならない」という感覚が、より深い探究心へとつながった。

・著作権と倫理
便利なツールの裏側にある著作権の取り扱いや利用上の注意についても、専門家の視点から丁寧に指導。「使いこなす力」だけでなく「正しく判断する力」も育てる授業設計となっている。

AI動画クリエイター講師 Norihiko氏による授業

受講した生徒からは、「実写だと思っていたものがAIで作られていることに驚いた」「すごく新しい感じで、楽しい」「苦手な分野だと思っていたが、やってみると楽しかった。探究学習に取り入れたい」といった声が挙がった。

また、勝山高校 校長の青木慎恵氏は、「今回の出前授業では、生成AIを実際に活用し、試行錯誤しながら創造する楽しさを体験することができた。また、著作権や倫理について専門家から直接学ぶことで、デジタル社会において正しく判断する力を養う貴重な機会となった」と感想を述べている。