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岩手日報社、「当たり前の日常」の大切さを学ぶ教材1万部を無償配布

株式会社岩手日報社が、震災広告企画を教材新聞としてまとめた別刷り特集を2026年3月11日に発行(出典:株式会社岩手日報社、以下同じく)

株式会社岩手日報社は、震災広告企画を教材新聞としてまとめた別刷り特集を2026年3月11日に発行し、全国の学校・教育機関を対象に1万部の無償配布を開始した(先着順、各校100部まで)。

岩手日報社が「最後だとわかっていたなら」をテーマに掲載している新聞広告は、そばにいる人の大切さや当たり前の日常の尊さを考える題材として、全国の教育現場が活用している。今回の別刷り特集では、広告企画を授業で使いやすい形に再編集し、小中学校で活用しやすい教材としてまとめたもの。

岩手日報社は、教員の協力を得て学習指導案を作成し、公式の教材として無償提供する取り組みを2025年に始めた。開始から1年で、同社の広告を使った教材は全国160以上の学校・自治体・団体などが導入しているという。

小学校・学習指導過程
中学校・学習指導過程
小学校・学習指導案
中学校・学習指導案

別刷り特集は、小中学校向けの学習指導過程と学習指導案に加え、2017年から2025年までの8年分の広告紙面13教材で構成。授業準備の負担を減らしながら、道徳などの時間に活用しやすい内容にした点が特徴だ。学校現場で実際に使った教員や生徒からは、命や家族、自分の生き方について考えるきっかけになったという声が寄せられている。

紙の教材新聞に加え、3月11日から特設サイトでPDF版を公開。サイトには学習指導案や学習指導過程、関連動画が用意されており、タブレット端末や電子黒板での投影にも対応する。紙とデジタルの両方で使える形にすることで、さまざまな授業環境で利用しやすくした。

岩手日報社は、全国の学校や教育機関が活用することで、震災を学ぶ機会と日常の大切さを見つめ直す時間を届けたい考えだ。

●授業篇WEB_130秒_new_2025.3.11