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セキュリティハンドブックと教育コンテンツを無償提供、MOTEX

エムオーテックス株式会社が、サイバーセキュリティハンドブック『セキュリティ 7つの習慣・20の事例』を公開(出典:エムオーテックス株式会社、以下同じく)

エムオーテックス株式会社は、企業・学校・個人を対象としたサイバーセキュリティハンドブック『セキュリティ 7つの習慣・20の事例』を無償公開した。誰もが実践できる行動をまとめ、書籍やPDF、Web(note)で提供する。

同書は2017年に公開し、累計で3万ダウンロードを記録した初版の内容を全面的に刷新したもの。初版の公開から約9年が経過し、生成AIの悪用や詐欺手口の巧妙化など、サイバー攻撃の状況が大きく変化したことを受け、「必ず身に付けておきたいセキュリティリテラシー」を再定義して制作された。

同書では、「セキュリティをわかりやすく」をコンセプトとして、セキュリティに関する基本行動を7つの習慣として整理。具体的な場面を想定した20の事例をクイズ形式で紹介している。フィッシング対策やSNS投稿時の注意、パスワード管理、OSやアプリの更新、端末紛失時の対応など、「なぜ必要か」と「どうすべきか」を解説し、楽しみながら理解を深められる構成とした。

セキュリティリテラシーを「7つの習慣」として整理
クイズ形式で事例と対策を紹介

特に、「難しい、ややこしい、面倒」と感じて、セキュリティを維持する行動から目を背けてしまうケースがあることを想定。同書は、セキュリティの仕組みや専門技術を解説するのではなく、一人ひとりが無防備な状態から抜け出すための「行動の習慣」を示し、リスクを低減するハンドブックとして内容を刷新している。

MOTEXは、講師用の教育資料(PowerPoint形式のファイル・PDFファイル)のほか、テストテンプレート、セキュリティに関する意識付けを行うためのポスター(PDFファイル)をセキュリティ教育コンテンツとしてすべて無償で提供。教材作成の手間や専門知識の不足といった課題を軽減し、セキュリティ教育を継続しやすくすることを目的としている。内容は年1回の更新予定だ。

セキュリティ教育コンテンツとして、講師用の教育資料・テストテンプレート・ポスターを無償で提供

監修には、株式会社アスタリスク・リサーチ代表取締役の岡田良太郎氏と、EGセキュアソリューションズ株式会社取締役CTOの徳丸 浩氏が参加。専門的な解説に偏らず、人が取るべき行動に焦点を当てた教材として構成したという。

MOTEXでは、社会啓発活動として「NO MORE 情報漏洩 2050プロジェクト」を推進しており、「学び」「共創」「発信」を通じて、セキュリティを文化として根付かせることを目指している。