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ナイスモバイルが電子黒板を教育機関に100台寄贈、62%が「授業環境が改善した」と回答
2025年12月26日 07:30
ナイスモバイル株式会社は、2024年11月から全国の小学校から大学、教育委員会などの教育機関に向けて電子黒板100台を寄贈。機器の活用状況や教育活動に関するアンケートを寄贈先に実施し、2025年12月25日にアンケート結果を発表した。
寄贈したのは、MAXHUBの「All in One Meeting Board V6 CFシリーズ」(以下、ミーティングボード)の営業活動に利用していたデモ機をメンテナンスしたもの。ナイスモバイルは、「現場で無理なく使われているか」「教育活動の改善につながっているか」を調べるため、設置から3カ月後を目安にアンケート調査を実施している。
寄贈先の71機関のうち、「授業に活用している」と答えた64機関の約62%が「授業環境が良くなった」と回答した。否定的な回答はなく、残り38%は「どちらともいえない」としており、全体として肯定的な反応が多かった。
教育ICTの現状や今後の展望については、「先進的な教育活用に取り組みたい」と答えた教育機関は全体の68%、「大学や企業とオンラインで連携し学びの機会を広げたい」との回答も62%に達した。これらの結果は、ICT機器の利活用が定着しつつあり、探究学習やSTEAM教育、産学連携など次のステップへ進もうとする段階となっていることが考えられるという。
一方で、オンライン授業や会議については、運用上の課題が残ることも明らかになった。オンライン会議の実施率は66%、オンライン授業は55%であったが、「準備や片付けに時間がかかる」「カメラ・マイク・スピーカーの性能に不満」など、機器の使い勝手や性能面での課題が複数報告された。
また、普通教室で使用している大型提示装置の種類としては、プロジェクターとディスプレイがそれぞれ39%で、電子黒板は18%にとどまっている。特別教室(理科室・音楽室・図工室など)では、ディスプレイ(41%)が最多となった。
現在使用している大型提示装置に関する課題を聞いたところ、「スタンドや設置場所の制約で移動ができない」が最多で、次いで「画面サイズや解像度が授業に適していない」「外付け機器の故障が多い」といった回答が寄せられ、何らかの使いづらさや運用上の課題を感じていることが明らかとなっている。
寄贈されたミーティングボードは、カメラ・マイク・スピーカー・OSを搭載しており、周辺機器を接続する手間が不要。寄贈校では、板書の共有や画面投影が容易になり、国内外とのオンライン交流やSTEAM教育での活用が進んでいる例も見られたという。



































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