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副担任や支援員を育成・派遣、アデコが外部人財活用で教員と子供をサポート
2025年6月26日 12:15
総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(Adecco)は、公益財団法人 東京都教育支援機構(TEPRO)から「学校サポート人材の確保・育成等に関する業務」を受託し、運営を開始したと2025年6月25日に発表した。
TEPROは、教職員の働き方改革と教育の質を向上させるため「TEPRO Supporter Bank」を設置。学習支援や部活動支援、教職員の事務支援など、さまざまな支援を必要とする都内公立学校に外部人財(サポーター)を紹介している。
Adeccoは、同事業の運営を通じて、外部人財候補者の募集やマッチングのノウハウを活用。学校における外部人財の活用が進むように支援する。同社が育成・派遣する職種は、教員免許を必要としない「エデュケーション・アシスタント」と「インクルーシブ教育支援員」の2つ。
エデュケーション・アシスタントは、小学校低学年を対象に副担任としての役割を担い、学級運営上必要な業務補助や児童からの相談対応、登下校時の見守り、学習・生活指導の補助などを行う。一方、インクルーシブ教育支援員は、特別支援学校就学相当の児童生徒を支援するほか、発達障害などの配慮を必要とする児童生徒への学習支援を行う予定だ。
Adeccoは、「『人財躍動化』を通じて、社会を変える。」をビジョンとして掲げており、学校現場における人財ニーズの充足支援に関するさまざまな取り組みを今後も進めるという。