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「AI時代の先生を考える」第3回イベントを3月23日に開催

子供のデータ活用と教育現場の課題を議論

株式会社内田洋行 教育総合研究所と公益財団法人 東京財団政策研究所が「AI時代の先生を考える」第3回イベントを3月23日(金)に内田洋行新川本社ビルで開催

株式会社内田洋行 教育総合研究所と公益財団法人 東京財団政策研究所は、2025年3月23日(金)に「『AI時代の先生を考える』~子どものデータは誰のもの?~」を開催する。パネルディスカッションでは、教育現場におけるAI活用の進展と、AIが子供のデータを取り扱う問題について議論する。

今回のテーマは「子どものデータは誰のもの?」であり、EUでの保護規制に詳しい岡山大学学術研究院社会文化科学学域(法学系)教授の堀口悟郎氏が、子供のデータに対して厳格なルールづくりを進めるEUの最新事情を解説する。

また、これまでの議論で取り上げてきた「学校・教師が担う業務に関する3分類」について、当事者の子供の意見も交えて検討する。教師の仕事の3分類とは、「学校以外が担うべき業務」「学校の業務だが必ずしも教師が担う必要がない業務」「教師の業務だが負担軽減が可能な業務」に分け、教師の負担を減らそうという構想である。

登壇者には、堀口氏のほか、杉並区元教育長の井出隆安氏、文部科学省総合教育政策局教育人材政策課長の後藤教至氏、杉並区立天沼小学校校長の薩摩博之氏が名を連ね、教育現場や政策の観点から意見を交わす予定だ。

同イベントは、東京都中央区の内田洋行新川本社ビルにて対面形式で開催する。定員は60名で、参加費は無料。学校関係者を中心に、広く一般の参加者も専用フォームから申し込みを受け付けている。

イベントの概要は以下の通り。

日時:2025年3月23日(日)13時~16時
場所:株式会社内田洋行 新川本社ビル B1F CANVAS
   東京都中央区新川2-4-7
申し込み:専用フォームより
申込締切:3月21日(金)16時
参加費:無料
定員:60名
内容:
 13時~13時5分 開会あいさつ
 13時5分~13時20分 趣旨説明
 13時20分~14時5分 子供たちの考えの共有
 14時5分~14時50分 講演
 14時50分~15時 休憩
 15時~15時55分 パネルディスカッション
 15時55分~16時 閉会あいさつ