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日本科学未来館、ノーベル賞発表の瞬間をリアルタイム配信

ノーベル賞を通して研究の奥深さや面白さを伝えたい

日本科学未来館がニコニコ生放送とYouTube Liveで同時配信

日本科学未来館は、ノーベル賞を通して子供たちに研究の奥深さや面白さを伝えるニコニコ生放送「科学コミュニケーターと楽しむノーベル〇〇賞」を、2024年10月7日(月)から9日(水)に配信する。配信時間は、いずれも17時30分から19時まで。日本科学未来館のYouTube Liveで、同時配信を行う。

ノーベル賞は、発明家アルフレッド・ノーベルの遺言により「人類の幸福に貢献した人々」に対して贈られる賞。今年のノーベル賞の自然科学3賞は、10月7日(月)の生理学・医学賞を皮切りに、8日(火)に物理学賞、9日(水)に化学賞の順で受賞者が発表される。

放送には、日本科学未来館の職員・科学コミュニケーターが出演。身近な話題から最新の研究まで、賞ごとにテーマを設定し、独自の視点で解説する。科学コミュニケーターは、わかりやすく簡潔に科学の知識や面白さを人々に伝え、さまざまな人と対話をしながらコミュニケーションする役割を担う。

各賞担当の科学コミュニケーター(上段左から司会 三浦菜摘氏、生理学・医学賞 廣瀬晶久氏、生理学・医学賞 渡邉桂佑氏、物理学賞 中尾晃太郎氏、物理学賞 荒木千賀氏、物理学賞 出沢良樹氏、化学賞 加藤昴英氏、化学賞 若林里咲氏、化学賞 倉田祥徳氏)

各賞ごとに取り上げるテーマは、以下の通り。

  • 生理学・医学賞「生理学から探る摂食・食欲のしくみ」
  • 物理学賞「最新の物理学とAI研究から想像する2050年ノーベル賞」
  • 化学賞「化学がひもとく世界の広さ」

各テーマの解説後、ノーベル賞の発表会見をインターネット中継で見守りながら、視聴者と一緒に発表の瞬間を迎える。日本の研究者の受賞が決まった場合は、後日展示フロアで受賞者の研究内容を科学コミュニケーターが解説する。

昨年放送時のスタジオの様子

    【開催概要】
  • 日時
    10月7日(月)17時30分~19時 生理学・医学賞
    10月8日(火)17時30分~19時 物理学賞
    10月9日(水)17時30分~19時 化学賞
    ※各日、放送時間の延長あり
  • 視聴URL/詳細 日本科学未来館公式サイトにて告知