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小学生向けオルタナティブ・スクール「ヒロック初等部」を井之頭公園の隣接地で開校

ヒロックのグループ体制、左からファウンダーの堺谷武志氏、グループ学院長で世田谷校スクールディレクターの蓑手章吾氏、グループカリキュラムディレクターで代々木校スクールディレクターの五木田洋平氏

 特定非営利活動法人ソダチバ・プロジェクトは、2024年4月にヒロック吉祥寺校(東京都三鷹市)を開校する。井の頭公園駅の隣だという場所に小学生向けオルタナティブ・スクール「ヒロック初等部」として開校する。

 吉祥寺校は小1から小4まで定員は30名だが、24年4月に向けた募集は新小1が6名、現小1から小2で8名。出願受付は2024年1月下旬から開始する予定。オンラインの説明座談会や現地内覧会も実施する

ヒロックの特徴

 ヒロックは、自然に触れて探求しながら学習するワイルド&アカデミックな環境で、子どもが主役となって「育ち」や「学び」を主体的に勝ちとるという学校。自由進度学習や、自分の興味を探究する「マイプロジェクト」、身近な生活からアカデミックな世界に親しんでいく「テーマ学習」をフレームワークとして進めていく。

教科と探求

 ヒロックでは先生のことを先生とはせず、ヒマラヤ登山ガイドのシェルパにちなみ「ラーニング・シェルパ」と呼び、子供15名につき1名のシェルパが配置される体制を取る。吉祥寺校には校長となるスクールディレクター&シェルパの萩原達也氏が就任する。

吉祥寺校スクールディレクター&シェルパの萩原達也氏

 ヒロックはこれまで、砧公園に隣接する世田谷校、代々木公園に隣接する代々木校をを開校、吉祥寺校が3校目。いずれも大きな公園が近いことから公園で探究活動の実施や弁当をひろげるなどの過ごし方ができるようになっている。

 なお、今後、小5以上を対象にヒロック中等部を設立予定。初等部から中等部へ内部進学が可能としている。