ニュース

富士ソフト、バーチャル教育空間「FAMcampus」をドラキッズオンラインに提供

FAMcampus

富士ソフト株式会社は、株式会社小学館集英社プロダクションが2023年10月から新たに開校する「ドラキッズオンライン どこでも教室」にバーチャル教育空間「FAMcampus(ファムキャンパス)」を提供すると発表した。FAMcampusはオンライン環境における、体験を通じた楽しい学びの中で育まれる非認知能力の育成に貢献するとしている。

小学館の幼児教室ドラキッズのオンラインコースである「ドラキッズオンライン」は、年少から小学3年生までを対象としたオンライン教室として展開されているが、対面時のような気軽な会話や興味喚起が難しいという課題を抱えていた。

この課題に対して、バーチャル教育空間「FAMcampus」を活用することで、オンライン授業前後のコミュニケーション課題を補完できると考え試験導入を実施。コミュニケーションの活性化や意欲の向上が期待できると確認できたため採用に至った。

2023年10月に開校する「ドラキッズオンライン どこでも教室」には、FAMcampusのフロアデザインをドラキッズの世界観に合わせてカスタマイズし、メインキャラクターであるドラえもん、ドラミちゃんがバーチャル空間上に登場する機能を追加。子供も先生も全員がアバターとなって通うバーチャル空間となっており、オンラインで楽しく学ぶ「楽習」におけるコミュニケーション課題を解決する。

アバターを重ねるだけの手軽なビデオ通話機能により、全国にいる仲間の存在を身近に感じながら、アバターを通じてバーチャル空間内で様々な体験をすることで、子供のコミュニケーション力や意欲の向上が見込まれるとしている。

FAMcampusをドラキッズの世界観に合わせてカスタマイズ©藤子プロ