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アドビのツールを教育現場で実践活用する「Adobe Education Leader」28名を発表

イノベーティブな教育関係者の認定組織

Adobe Education Leader(AEL)

アドビ株式会社は、アドビツールを教育現場で実践活用するイノベーティブな教育関係者の認定組織「Adobe Education Leader(AEL)」の今年度メンバー28名を認定し、発表した。

 AELはアドビが1年ごとの任期で認定するもので、日本では今年度は5度目。世界では毎年約300名が認定されている。今回の28名は小学校、中学校、高校、大学、専門学校、特別支援学校、インターナショナルスクールといった幅広い教育機関の教職員となる。

Adobe Education Leader(AEL)の今年度メンバー28名

 AELの活動は、所属する教育機関でのアドビのツールを活用したクリエイティブな授業の実践や、所属教育機関以外の教員を対象としたワークショップや研修の企画と実行。月一回のオンラインミートアップでの情報交換、授業案などの教育リソースの公開、メンバー限定SNSなどでの情報発信といったことがある。

 アドビによれば、AELが目指すことは「日本の子どもたちのクリエイティビティとデジタルスキルを伸ばす教育の普及」としており、AELはアドビからAdobe Creative Cloudライセンス1年分を提供されるほか、世界中のAELの実践情報を受ける機会があるという。

 AELは5月14日に今年度初の対面キックオフイベントをアドビオフィスで行い、AELのひとり、神奈川大学附属中・高等学校の小林道夫先生が「AI時代の情報教育~創造的問題解決能力を育てる~」という基調講演を行ったほか、グループごとにAdobe Expressを用いた自己紹介を実施するなど、親睦を深めながら発表を行ったという。

5月14日の対面キックオフイベントの様子