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Waffle、女子中高生向けプログラミング教材を日本語化

米国NPO法人「Girls Who Code」が提供する教材を翻訳

特定非営利活動法人Waffleは、米国のNPO団体「Girls Who Code(ガールズ・フー・コード、以下GWC)」が提供する家庭学習用プログラミング教材「CODE AT HOME METEOR CATCHER GAME SERIES」を日本語翻訳したことを発表した。

今回翻訳したのは、「Girls Who Code」の中の「METEOR CATCHER GAME SERIES(流星キャッチャーゲーム)」。JavaScriptのライブラリ「p5.js」を利用してゲームを作成するもので、Webブラウザー上のエディターから利用できる。

Girls Who Codeは、コンピュータサイエンスの分野で活躍する女性を支援することを目的としたNPO団体。2012年の設立以来、主に中学・高校生を対象にオンライン・オフラインのプログラムを通じて、約50万人の学生にプログラミング教育の機会を提供している。

Waffle(ワッフル)は、IT分野のジェンダーギャップの解消を目指す非営利法人。Waffleでは、現在のプログラミング教材やIT関連の技術書などは男性向けのコンテンツが多いことを課題と考えている。それに対してGirls Who Codeの提供する教材には、教材ごとにテクノロジー分野で活躍するロールモデルの紹介があったりと、従来の教材にはないジェンダーギャップの解消に向けた配慮がなされているという。ただし英語のため、より多くの人に学んでもらうことを目指して日本語翻訳ボランティアチームを結成し、翻訳に取り組んだ。