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JAL、航空会社の仕事がテーマの授業教材「JAL の謎解き×チームビルディング」を無償提供

小学5~6年生向けに遊びながら学べる

JAL の謎解き×チームビルディング

 日本航空株式会社(JAL)と株式会社80&Companyは、小学5~6年生向けに遊びながら学べるエデュテイメント型授業を実現するアクティブラーニング教材「JAL の謎解き×チームビルディング」をリリースした。教員向けに無償で教材を提供するプラットフォーム「TOUCH+」上で公開される。

「JAL の謎解き×チームビルディング」は航空会社の仕事をテーマにしたナゾ解きを通して「チームワーク」について学ぶ教材。現役教員からヒアリング、先生が使いやすい形式を追求したという。公式サイトから授業スライド、ワークシート、指導案、授業台本のすべてを無償ダウンロードでき、授業などさまざまな教育現場で使える。

 内容としては、子どもたちが協力しながらナゾ解きミッションにチャレンジし、それをクリアしてチームワークや協力の重要性に気づくワークショップ形式の授業となる。ストーリーのなかで航空会社の新人となり、自分にあった職種選択を通して、航空業界への興味、感心を引き出していくものとなる。

 授業で活用する場合は、45分または90分のどちらで実施するかを選択でき、当番や委員会などグループ活動の役割分担を求められる前に学ぶことで、役割分担のメリットをより理解してグループ活動にのぞむことができるという。

 なお、「JAL の謎解き×チームビルディング」を手掛けたのはJALの社内ベンチャーチーム「W-PIT」。2021年より日本の活性化を目指すコンソーシアム構想「Japan Vitalization Platform(JVP)」を掲げ、W-PITによる「青空留学」などを通じてさまざまな社会課題解決に取り組んでいる。

今回、教材プラットフォーム「TOUCH+」のコンセプトである「地域、学校間の教育格差の解消」「等しい社会学習機会の提供」に共感し、共同プロジェクトを開始し「TOUCH+」での公開となったとしている。