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エデュコン、デジタルコンテンツの著作権利用許諾の代行サービスを開始

 教育関連のコンテンツ制作を行なうエデュコンは、書籍やデジタルコンテンツの著作権利用許諾の代行サービス「著作権処理代行サービス」を9月から開始した。

 エデュコンによれば、サービス開始の背景として、GIGAスクール構想やコロナ禍におけるオンライン授業の増加から、デジタル教材やオンライン公開する教材制作の需要が高まり、同時にデジタルコンテンツの著作権処理の需要が増えているため。さらに、デジタルコンテンツでは紙媒体に比べて複雑になりがちだとしている。

著作権処理代行サービスの流れ

 エデュコンではこれまで、500社以上の教材制作を行ない、小中高の学校だけでなく企業向けの教材の著作権申請も行なってきた。著作権の利用許諾については顧客から、独自規定のフォーマットで入力を受け付けると、自社独自のデータベースで確認し、著作権元に確認を取り、迅速な著作権許諾が可能だという。

著作権代行サービスのビジネスモデル図

 著作権処理代行サービスの利用料は著作物使用料と処理代行手数料からなり、「著作権処理代行サービス」のWebサイトには制作する教材情報を入力すると、一作品あたりの著作権使用料の目安を表示する機能も備わっている。