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小中学生対象、IT作品コンテスト「EXA KIDS 2022」のエントリーが9月1日開始

IT技術を使用して作られたオリジナルの作品を募集、本戦は11月27日

 NPO法人T-PEZYは、全国の“ITキッズ”である小中学生対象のIT作品コンテスト『EXA KIDS(エクサキッズ) 2022』をオンライン開催、作品のエントリー開始が9月1日に迫っている。募集作品はIT技術を使用して作られたオリジナルの作品であればよく、使用言語やプラットフォームに制限はない。EXA KIDS本戦(最終プレゼン)は11月27日となる。

 8月下旬には現役高校生であるCGクリエイターのTsumugi氏と、サイバーパンクアーティストのCHA2氏によるコラボ制作のメインビジュアルが公開された。

CGクリエイターのTsumugi氏
サイバーパンクアーティストのCHA2氏

「EXA KIDS 2022」募集作品は運営が策定した公式テーマ「シンカ」に「審査員テーマ」をかけ合わせ作品制作が求められる。審査員テーマは8名の審査員がそれぞれ持ち寄ったもので、審査員ごとのテーマはすでに公開されている。

公式テーマに審査員テーマをかけ合わせ作品制作となる

 応募資格は本戦となる2022年11月27日の時点で小学1年~中学3年生、または同等の学年や年齢であることで、グループ参加の場合はグループ全員が条件を満たすことが必要。また、10月15日と16日に行なわれる一次審査会と本戦となる最終プレゼンに参加する意思があり、カメラとマイクを使用してリモート参加可能であること。

 また、応募コースがあり、コンテンスト参加歴や受賞経験、参加理由などから初めて参加する人などが対象の「チャレンジコース」と、他コンテストで受賞経験がある人などを対象とした「エキスパートコース」から選択できる。

コースは2つから選択する
「EXA KIDS 2022」の日程

 エントリーは9月1日から10月2日までで、公式サイトの応募フォームから送信する。作品はエントリー時には未完成でもかまわない。参加賞として教育用コンピュータボードの「micro:bit」がエントリー者にプレゼントされる。ただし、数に限りがある。

 審査員と審査員テーマは以下のとおり。今回から8名で審査を行なう。

・竹林暁(プログラミングスクールTENTO)審査員テーマ「魔改造」
・堀元見(作家・YouTuber・Podcaster)審査員テーマ「タブー」
・SUKANEKI(NPO法人バーチャルライツ 理事長)審査員テーマ「空間の共有」
・三橋優希(多摩美術大学 情報デザイン学科 1年)審査員テーマ「一緒に」
・樋口聖典(株式会社BOOK代表取締役)審査員テーマ「捨てる」
・畑紗羅(Micro:bit Educational Foundation Japan Community Lead)審査員テーマ「ツール」
・戸澤拓也(みんなのマーケット株式会社 取締役CTO)審査員テーマ「くらし」
・古林 侑樹(ITeens Lab代表)審査員テーマ「秘密」

8名の審査員

 本戦の様子はYoutubeでライブ配信され、誰でも無料で視聴できる。応募の詳細や審査員テーマの詳細などの情報は公式サイトから確認できる。

参加賞の教育用コンピュータボード「micro:bit」