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富士通ジャパン、小中学校・高等学校向け、4社の図書教材をデジタル化しSaaSで提供
デジタル採点にも対応
2022年4月14日 06:35
富士通Japan株式会社は、小中学校・高等学校向けのドリルやプリントなどの図書教材を提供する株式会社教育同人社、株式会社浜島書店、明治図書出版株式会社の教材のデジタル版をSaaS型で提供する「Fujitsu 初等中等教育向けデジタル教材提供サービス」(以下、「デジタル教材提供サービス」)を開始した。
デジタル教材提供サービスのプラットフォームは、既存教材を画像として取り込み、解答形式や配点などの設定をするだけで、自動採点が可能なデジタル教材を容易に作成できる教材作成機能を備えている。これにより、長年にわたり学校現場へ教材を提供してきたコンテンツメーカーの教材をデジタルで利用できる。
デジタル採点機能には、富士通Japanのドリルシステム「FUJITSU 文教ソリューション K-12 個別学習支援 V1 ペンまーる」で培った高度な手書き文字認識技術を活用。タブレットからの手書き解答を、自動採点し、正答をすぐに確認できる。
SaaS型でインターネット経由でアクセスできるため、自宅学習にも利用できる。教員も児童・生徒の自宅学習の進捗状況をふまえた、きめ細かい授業が可能だ。購入方法も、従来の紙教材と同様に、地域の教材販売代理店を通じて注文できる。
販売価格は個別見積り。2022年度末までに、利用者数(児童・生徒)16万人への販売を目標とする。
学習用(教員、児童・生徒用)の動作環境は以下のとおり。
- Windows 10(20H2以降)/Microsoft Edge(Chromium)
- Chrome OS(88.0以降)/Google Chrome
- iPadOS(14.4以降)/Safari