こどもとIT BookLab

「すごい」「やばい」を卒業、学研の中学生向け語彙力ドリル

このコーナーでは、教育や子育て、テクノロジーに関する話題の書籍や、読者の皆さまの学びや情報収集に役立つ書籍を紹介します。
『15歳までに使えるようになりたい言葉1000書き込みドリル』(監修:早稲田スクール/編:学研辞典編集部/発行:株式会社Gakken/出典:株式会社学研ホールディングス、以下同じく)

株式会社学研ホールディングスのグループ会社、株式会社Gakkenは、中学生が使いこなせるようになりたい1000語を収録した学習書『15歳までに使えるようになりたい言葉1000書き込みドリル』を2026年7月13日に発売した。

同書は、中学生の間に身に付けたい語彙(ごい)から、文章を書くときなどのアウトプットに利用できる1000語を選び、書き込み式で学習できるようにしたドリルである。友達や部活動、家族、恋など、中学生がイメージしやすい身近な内容を例文に採用。全文フリガナ付きで、小学生の利用にも対応した。

ペタンと開いて戻らない製本方法で、ストレスなく書き込みが可能

Gakkenは、文章を正確に読み取ったり、自分の考えを説明したりするときには語彙力が土台になるとしている。読解や表現のつまずきには、「言葉を知らない」「言葉の輪郭があいまい」という問題が潜んでおり、読めるようになり、書けるようになり、考えられるようになるための「かなめ」となるのが語彙力だという。

具体的には、「すごい」「やばい」など、知っている言葉だけに頼って具体性が出ない、頭の中で何となく考えていることを言葉にできず、根拠や説明、主張などが十分に書けないといった悩みを想定。意味を知るだけでなく自分で使う練習ができる教材として開発した。

紙面は、見開きの左ページを語彙学習、右ページを書き込み式のドリルとする構成である。左ページには語句と意味・例文を掲載し、右ページには例文に対応する問題を掲載。空欄に入る語句がわからないときは、左ページに示された語句の意味と、問題文の文脈を組み合わせて考えることで解答の見当を付けられる。

左ページを語彙学習、右ページを書き込み式のドリルで構成
問題文を中学生がイメージしやすい身近な内容に
「語句」は書き込みページの解答の選択肢で、「意味」はヒント。「例文」の赤文字が解答

同社は、読むことや聞くことで意味がわかる言葉を「理解語彙」、自分で文章や会話に使える言葉を「使用語彙」と捉えている。2018年10月に刊行した『15歳までに知っておきたい言葉1800』では理解語彙を増やすことを目的とし、今回の新刊では、その中から厳選した1000語を自分で使うための練習につなげる構成とした。

(左)『15歳までに知っておきたい言葉1800』、(右)『15歳までに使えるようになりたい言葉1000書き込みドリル』

監修は早稲田スクールが担当した。早稲田スクールは、熊本県内の有名進学校である熊本高校・濟々黌高校などを目指す受験生の学習を長年に渡りサポートしてきた学研グループの学習塾である。

書誌情報

書名:15歳までに使えるようになりたい言葉1000書き込みドリル
監修:早稲田スクール
編:学研辞典編集部
発売日:2026年7月13日
定価:1,870円(本体1,700円+税10%)
判型:B5判
ページ数:216ページ
ISBN:9784053062901
発行:株式会社Gakken

📖 こどもとIT BookLab
教育や子育てに役立つ本を編集部が厳選。
今読みたい1冊を見つけよう。

▶ バックナンバーを読む
編集部