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長野県佐久市のさやか星小学校、入学検定に向けた学校見学会を12月18日に開催

「さやか星小学校」が、2026年度の新入学および転入児童募集に向けて、保護者向け学校見学会と移住相談会を12月18日(木)に開催(出典:学校法人西軽井沢学園さやか星小学校、以下同じく)

長野県佐久市にある「さやか星小学校」は、2026年度の新入学および転入児童募集に向けて、12月18日(木)に保護者向け学校見学会と移住相談会を開催する。

見学会では、教室や授業の実際の様子を見ることができる。行動分析学に基づく学習・生活の取り組みや、デジタル教材がどのように活用されているかを紹介する。場所はさやか星小学校(長野県佐久市入澤152−1)で、時間は9時30分から11時25分まで。参加は申し込みフォームから。

また同日開催のホシノマチ不動産の移住相談会では、佐久市への移住や住環境について個別質問が可能だ。

保護者向け学校説明会チラシ

さやか星小学校は、デジタルテクノロジーと行動分析学を組み合わせた先進的な教育モデルをもとに、2024年4月に開校。開校以来、不登校ゼロ・保健室登校ゼロを継続している。

長野県佐久市は、東京駅から北陸新幹線で約70分とアクセス良好で、自然豊かでありながら都市圏との距離が近い地域だ。新幹線通勤やリモートワークが普及した現在、在校生の8割以上が県外からの教育移住だという。

校舎外観
屋外で体を動かす児童たちの様子

さやか星小学校の特徴は以下の通り。

●行動分析学×デジタル技術で「学び」と「関係性」をアップデート
家庭と学校で“意欲”と“行動”を育てる: 行動分析学に基づき、小さな成功体験の積み上げ、望ましい行動を増やす環境づくり、挑戦したくなる仕掛けを取り入れ、子供たちが「自分から学びに向かう」行動を育成。

子供たちが「自分から学びに向かう」行動を育成

PBSといじめ防止: PBS(ポジティブ行動支援)を中心とし、良い関係が自然と生まれ、互いを尊重する文化を科学的に設計する。全校道徳「太陽と月の集い」では、具体的な場面についてディスカッションし、適切な対応の仕方を練習する。

また、さやか星小学校では、「人が集まる場では、いじめは起こりうる」という現実的な前提に立ち、小さな違和感も“兆し”として扱う「Recognize(認める)」、子供も大人も安心して報告できる「Report(報告する)」、いじめはもちろん、力関係の不均衡に対してチームで迅速に対応する「Respond(対応する)」の3Rを基盤としていじめ防止に取り組んでいる。

「認める」「報告する」「対応する」を基盤として、力関係の不均衡に対応

●“強み”を生かすパーソナライズ学習
さやか星小学校では、子供一人ひとりの “強み”や“学びの進度”や“学びの方略”をアセスメントし、個別最適な学びを設計。得意な領域、集中しやすいスタイル、好きなもの・興味関心、行動パターンや学習履歴などを継続的にアセスメントし、強みを起点に“できる”を増やしていくパーソナライズ学習を実施している。

強みを起点に「できる」を増やすパーソナライズ学習を実施

●多様性を尊重する“マルチものさし”
子供を1つの尺度で測るのではなく“マルチものさし”を重視。学業成績や評価軸だけで子供を判断せず、複数の視点から捉えることで、子供の学びと意欲を引き出す。

●専門家と共同開発するデジタル教材
行動分析学×デジタルのオリジナル教材「デジロク」は、“学習履歴の可視化”“自立的な学習”“スタンプによる達成感”を実現。新教材の開発も順次進めており「学びを楽しくする仕組み」を継続的にアップデートするという。

行動分析学×デジタルのオリジナル教材「デジロク」
タブレット端末を利用した学び

なお、第2回入学検定は2026年1月24日(日)。願書受付期間は2026年1月5日(月)〜16日(金)で、郵送必着。募集要項と願書は、さやか星小学校公式サイトからダウンロードする。