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高校で学ぶ「バイオものづくり」、経産省が授業用スライドと解説資料を公開

経済産業省近畿経済産業局が、バイオものづくり分野への認知度向上を図ることを目的に、高校生を対象とした授業用コンテンツと解説資料を公表(出典:経済産業省、以下同じく)

経済産業省近畿経済産業局は、高校生と高校の理科教員を主な対象として、バイオものづくりの背景や意義、身近な製品事例を学べる授業用コンテンツと解説資料を公開した。高校生年代からの認知度向上を目的とする。

公開された教材は、高校生以上の学習用途を想定して作られたものだ。新たな産業であるバイオものづくりについて、その背景や意義を説明するとともに、バイオものづくりによって生み出された具体的な製品が身近な生活を変える事例も取り上げている。高等学校の授業だけでなく、課外活動などでの利用も想定している。

教材は、近畿経済産業局の委託調査事業である「令和7年度『バイオものづくりの産業化に向けた地域先導モデル構築事業』」の成果物をもとに近畿経済産業局が作成。委託事業者は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社である。教材作成では株式会社カネカが協力し、教材を利用した実証授業では奈良県立青翔高等学校が協力した。

授業用コンテンツは、微生物や動植物などの細胞によって物質を生産するバイオものづくりと製品例、バイオものづくりの意義、技術的背景、国内で実施中のプロジェクト、バイオものづくりが解決に貢献する社会課題などを紹介。バイオものづくりそのものを学ぶだけでなく、実際の製品事例と合わせて扱うことで、産業との関わりを学べる内容だ。

新たな産業であるバイオものづくりを可能とする背景や意義を解説するほか、身近な製品事例などを紹介

あわせて公開された解説資料には、プログラムの概要や狙い、構成、資料を説明する際のポイントや補足事項を掲載。教員が教材を授業で利用する際の参考資料として使える。

解説資料には、プログラムの概要や狙い、構成、資料を説明する際のポイントや補足事項を掲載

教材は、利用目的や授業内容に応じて必要なスライドだけを選んだり、複数のスライドを組み合わせたりして利用できる。すべてのスライドを順番に使うことを前提とせず、学校ごとの授業や課外活動に合わせて構成できる形だ。なお、教材の一部を抜粋したり加工したりして使用する場合は、「近畿経済産業局 バイオ・医療機器技術振興課作成資料から抜粋」といった出典の明記が必要。

近畿経済産業局のWebページでは、高校生向け授業用コンテンツのほか、バイオものづくり製品をいち早く採用した企業の事例をまとめたガイドブックや自治体向け施策立案ガイドブックもダウンロードできる。