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高校1年生が挑む「理想の通学リュック」、きつつき工房が試作モデルを共同開発
2026年7月31日 14:30
株式会社きつつき工房は、福岡県在住で高校1年生の村上優里さんが進める「通学リュックの探究プロジェクト」において、試作モデル第1弾を共同開発したと2026年7月30日に発表した。
同プロジェクトを発案した村上さんは、重い荷物を背負って通学する中で肩や腰への負担を感じたことをきっかけに、中学2年生のときから通学リュックについて調べてきた。周囲の生徒からも肩が痛い、荷物が重いといった声を聞き、身体への負担を減らせる通学リュックを考える探究活動を開始している。
活動では、文献調査や複数のカバンの比較を行ったほか、多くの生徒を対象にアンケート調査や聞き取り調査を実施。中学3年生のときには、自ら考えたアイデアをもとに最初の試作品を製作し、実際に登下校で使用した。使用後の検証やアンケートから新たな課題が見つかったため、高校への進学後も改良を続けてきた。
村上さんは、通学リュックに関する探究活動の成果をさまざまな場で発表。村上さんが中学3年生のときにエントリーした「中高生探究コンテスト2026」(主催:株式会社CURIO SCHOOL)では、専門性と実用性が高く評価され、「困りごと部門」で準グランプリを受賞している。
きつつき工房は、バッグのOEMメーカーとして、バッグの企画開発や製造を手がける企業である。村上さんから「学生の健康を守る通学リュックをつくりたい」という熱意に満ちた企画書と緻密な調査データを受け取り、開発パートナーとしてプロジェクトに参加した。
代表取締役の青嶋晋平氏は、「村上さんの行動力と、学生ならではのリアルな視点に驚かされた。『高校生のアイデアだから』と妥協することなく、当社の技術とノウハウのすべてを注ぎ込み、企画書に書かれた理想のリュックを『本物の形』として具現化した」とコメントしている。
完成した試作モデル第1弾は、村上さんの企画書をもとに、きつつき工房の縫製技術を取り入れて製作された。身体への負担を減らすための構造については、現時点では非公開。モニターによる登下校での使用感テストなどを経て、さらなる改良テストを行う予定だ。
2026年秋から冬ごろには、製品化と量産化に向けたクラウドファンディングの開始を予定。開発過程や村上さんの探究活動については、SNSを通じて順次発信する。



























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