ニュース

東京都「小中学生起業家教育プログラム」公募開始、都内10校の導入を無償支援

株式会社角川アスキー総合研究所が、「小中学生起業家教育プログラム」の公募を開始(出典:株式会社角川アスキー総合研究所、以下同じく)

株式会社角川アスキー総合研究所は、都内の小学校(4〜6年生)と中学校を対象とした「令和8年度 小中学生 起業家教育プログラム」の公募を2026年5月20日に開始した。起業家教育プログラムを導入する学校(10校)と、起業家講演(出前授業)の実施を希望する学校(30校)を募集する。

同社は、2021年度より東京都の「小中学校向け起業家教育推進事業」の運営事務局を務めており、東京都産業労働局とともに次世代を担う子供たちの起業家精神の育成を目指している。

起業家教育プログラム導入支援では、授業などで導入・実施する学校に対し、内容の検討から準備、実施までを2年間にわたり支援する予定だ。

「小中学生起業家教育プログラム」における、導入支援の実施スケジュール

2026年度は各校の教育目標や導入時期・希望をヒアリングし、事務局が指導原案を作成するなどの具体的なプログラム策定を支援。2027年度は、策定したプログラムに基づいて実施を支援する。

立川市立第六小学校で実施された「起業家教育プログラム」の様子
昭島市立光華小学校で実施された「起業家教育プログラム」の様子

一方の起業家講演(出前授業)は、起業という将来の選択肢を知る機会を増やすため、授業で講演する起業家や経営者などを派遣するもの。応募校の希望を聞いたうえで事務局が講演者を提案し、派遣費用は東京都が負担する。

同社は、提供プログラムにおける起業家教育について、起業家や経営者だけに必要な特殊な教育ではなく、他者と協働しながら新しい価値を創造する力など、これからの時代を生きるために必要な力を育てる教育手法と位置付けている。

プログラムでは、仮想の会社立ち上げから決算までをシミュレーションすることで、チャレンジ精神や探究心のほか、判断力・実行力・リーダーシップといった起業家的資質の向上が見込めるという。

なお、同社は応募に際して、プログラムの事業説明会を開催する。応募にあたり、事業説明会への参加は必須ではないとしている。

  • 第1回:2026年7月10日(金)15時30分~16時30分
  • 第2回:2026年9月18日(金)15時30分~16時30分
  • 第3回:2026年10月9日(金)15時30分~16時30分

●「起業家教育プログラム導入支援」募集概要
募集期間:2026年5月20日(水)~2026年11月13日(金)まで
対象:都内の小学校(4〜6年生)、中学校 ※公立・私立不問
応募条件:教職員が主体的にプログラムに携われる体制があること/支援を受けることについて学校内で合意していること/2027年度に総合的な学習の時間などでプログラムを導入する予定があること
募集校数:10校を予定(学年単位)
 ※採択校は専門家などによる書類審査を経て12月に決定

●起業家講演(出前授業)募集概要
募集期間:2026年5月20日(水)~2027年1月31日(日)まで
対象:都内の小学校(4〜6年生)、中学校 ※公立・私立不問
募集校数:30校まで(先着順)
内容:起業家や経営者などを授業に派遣
費用:派遣費用は東京都が負担

●東京都小中学校向け起業家教育プログラム