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「トゥクトゥク先生」が学びを支援、鎌倉市とeMoBiが連携

株式会社eMoBiが、鎌倉市教育委員会と「電動モビリティの活用に関する連携協定」を締結(出典:株式会社eMoBi、以下同じく)

株式会社eMoBiは、鎌倉市教育委員会と「電動モビリティの活用に関する連携協定」を締結したと2026年4月13日に発表した。

鎌倉市では、多様な学びの場として「通級指導教室」の整備を進めており、中学校においては拠点の大船中学校から市内各中学校へ教員が訪問して指導を行っている。教員は多くの教材を持って移動する必要があるが、公用車がないため公共交通機関を利用することも多く、移動手段の確保と身体的負担が課題となっていた。

短中距離に特化した小型EV(電動トゥクトゥク)のシェアリングサービスなどを展開するeMoBiは、観光地などで地域の移動課題に対応してきた知見を踏まえ、教員の移動手段の確保と身体的負担を解決するため同教育委員会へ電動モビリティの活用を提案。協定の締結に至ったという。

協定に基づき、同社は電動トゥクトゥク「えもび」を無償で貸与する。小回りが利き、教材などの荷物も積める電動トゥクトゥクが教員の移動手段(通称:トゥクトゥク先生)として市内を走る予定だ。この取り組みにより、教員の働き方改革や指導体制の充実につなげていく。

電動トゥクトゥク「えもび」を無償で貸与

さらに、教員の移動手段としてだけでなく、キャリア教育や探究学習などの教育活動においても連携を進める。児童生徒が最新の電動モビリティや、スタートアップによる事業づくりに触れる機会をつくり、学びのきっかけにする考えだ。

eMoBiは、モビリティ技術を基軸に社会と都市の未来を根本から変革し、移動・エネルギー・インフラを一体化した街の構築を目指すスタートアップ企業である。短中距離に特化した小型EV(電動トゥクトゥク)のシェアリングサービスを通じ、新たな交通と都市のビジネスモデルを創出。今後も同様の課題を抱える他自治体への展開を視野に入れているという。