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学習ソフト「天神」、自学自習の支援機能を3月24日に公開

株式会社タオが、同社が開発するICT教材「天神」に「タイピング練習」「学習リスト自動登録」「レクチャージャンプ」の3機能を実装(出典:株式会社タオ)

株式会社タオは、同社が開発するICT教材「天神」について、「タイピング練習」「学習リスト自動登録」「レクチャージャンプ」の3機能を実装し、3月24日(火)に公開すると発表した。

同社は、小中学生の家庭学習での課題として、キーボード入力が追いつかず思考が止まってしまう「入力の壁」や、多くの教材がある中で何から始めるか迷う「計画の壁」、疑問を残したまま進んでしまう「つまずきの壁」があると指摘。自学自習を支援してきた知見を基に、これらを解消する機能を加えたとしている。

文部科学省デジタル学習基盤特別委員会では、キーボード入力スキルのKPI(中間目標)として、小学5年生で1分間40字、中学2年生で60字を挙げている。同社では、子供が自然にキーボード操作を習得し、入力することへの抵抗を減らすためにタイピング練習の機能を追加。作文や調べ学習、天神での学習を進めやすくする狙いだ。

タイピング練習のミニアプリを追加(出典:Webページ「『天神』の2026年度版の新機能リリース」)

学習リスト自動登録は、子供の学習状況に応じて学習リストを自動で生成し、どの教材に取り組むか選ぶ負担を減らす機能である。子供が迷わず学習を始められるようにすることで、学習の漏れや偏りがなくなり、効率的でバランスの取れた学習が実現するという。さらに、保護者が行う「学習内容の確認」や「計画づくり」の手間を省くことができる。

学習量や繰り返し回数に基づいて、1日ごとの学習計画を自動で作成(出典:株式会社タオ)

また、レクチャージャンプでは、問題に取り組む途中で関連する講義動画にすぐ移動が可能だ。「戻って調べる」という心理的ハードルを下げるとともに、一定の点数に達しなかったときに[レクチャーを見る]ボタンからすぐにレクチャーを確認できるので、つまづきが解決しやすくなる。

苦手をその場で解消しやすくする「レクチャージャンプ」(出典:株式会社タオ)

同社では、子供たちが「自ら学ぶ力」を身に付け、個性を生かして豊かな人生を歩むことを使命に掲げ、「天神」の開発・改良を30年以上進めてきた。今回の新機能についても、「学習を始めるきっかけをつくる」「つまずいた瞬間に解決できる」「迷わず取り組める」という家庭学習を支える取り組みと位置付けている。