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「問い」と「仮説」を立てる過程をサポート、ブリタニカが高校向け探究教材を刷新

探究学習を支援するデジタル教材「ブリタニカ探究総合パック」(出典:ブリタニカ・ジャパン株式会社)

ブリタニカ・ジャパン株式会社は、高校における探究学習を支援するデジタル教材「ブリタニカ探究総合パック」をリニューアルし、2026年4月より提供を開始すると2026年3月18日に発表した。

今回のリニューアルでは、探究学習を指導する高校教員の意見を反映し、ワークシートや指導案、分野別ガイドなどの構成や学習プロセスを見直している。ブリタニカのデータベースと探究支援教材、評価ツールを組み合わせることで、問いを立てる段階から調査・整理・発表までの流れを支える内容とした。

特に、探究のサイクル(問い・仮説・調査・整理・発表)を意識した構成が特徴。生徒用のワークシートは、活動の流れに沿って考えを整理しやすいよう設計しており、探究活動の進め方や考え方のヒントをまとめた「探究実践ハンドブック」も用意。生徒が主体的に学びを進めるための基礎的なスキルの習得を支援する。

授業スライドのイメージ(出典:ブリタニカ・ジャパン株式会社)

探究学習でつまずきやすい「問いを立てること」「仮説を考えること」への支援も強化している。関心のある分野について知識を得るために、ブリタニカのデータベース情報を活用できるほか、参考となる「問いのサンプル」も提示。教員向けには、問い立てや仮説設定を支援する授業の進め方やファシリテーションのポイントを盛り込んだ指導案も提供する。

日本語版データベース「ブリタニカ・オンライン・ジャパン」(出典:「ブリタニカ探究総合パック」のWebページ)

探究テーマは、情報・環境・国際協力・人権・災害・医療の6分野を用意。基本は5セクション構成の授業モデルを想定しているが、学校の状況や授業時間に応じて活用が可能だ。

6つの分野から探究テーマを選択可能(出典:ブリタニカ・ジャパン株式会社)

生徒向け教材は、授業スライド、分野別ガイド、ワークシート、探究実践ハンドブック、動画や画像などの関連ツールで構成する。教員向けには、指導案+指導のヒント、評価ツールを用意。学習の流れに加え、本時の内容に応じた指導の留意点や板書例、学習法、授業で利用する教材をすべて明示しているため、授業設計がしやすいのが特徴。

(左)評価ツール、(右)指導案+指導のヒント(出典:「ブリタニカ探究総合パック」のWebページ)

教材検討に協力した教員からは、「スライドや指導案がどの教員でも使いやすく、構成がわかりやすい。授業の進め方を統一しやすく、教員へのレクチャー時間の短縮につながる」「以前の教材と比べてフォントが大きくなり、内容もよりわかりやすくなった。ワークシートは書くべき項目が明確で、生徒が取り組みやすい」といったコメントが寄せられている。