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全国56の保育施設がキャッシュレス化、BABY JOBの「誰でも決済」で保護者・保育士の負担軽減
2025年9月8日 16:00
BABY JOB株式会社は、同社が提供する保育施設向けキャッシュレス決済サービス「誰でも決済」を、株式会社タスク・フォースが運営する保育施設56園に導入したことを2025年9月8日に発表した。
この取り組みは、保護者と保育士の双方にとって負担となっていた現金のやりとりを不要にすることで、登降園時の手間を減らし、保育士が本来の保育業務に集中できる環境を整えることを目的としている。クレジットカードや二次元バーコードによる支払いが可能で、スマートフォンがあれば簡単に利用できる。
あわせて導入されたのが、紙おむつとおしりふきのサブスクリプション「手ぶら登園」と、園の見学予約ができるポータルサイト「えんさがそっ♪」である。手ぶら登園では、保護者が毎日おむつに名前を書いて持参する手間がなくなり、保育士側も園児ごとの管理作業が軽減される。手ぶら登園の導入園数は、2025年7月時点で8,400施設を超えており、高い評価を受けているという。
えんさがそっ♪は、保育施設探しを支援するサービスで、保護者がスマートフォンで気軽に見学予約を行えるようになる。自宅や現在地付近の保育施設を地図上で簡単に検索できるほか、気になる保育施設をお気に入りに登録して、後からまとめて見返すことが可能だ。
タスク・フォースは、都市型保育園「ポポラー」や「事業所内保育園プロペラ」を展開しており、保護者の利便性向上と保育士の業務負担軽減を両立する次世代型保育園の実現を目指している。今後も、保護者の就労状況にかかわらず3歳未満の子供が保育所などを利用できる「こども誰でも通園制度」などの政策と連携し、保育施設の多機能化に取り組むとしている。