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「にじみ」や「ぼかし」も自由自在、ピクチャーキッズクラウドに半透明水彩機能を搭載

テクノホライゾン株式会社が、「ピクチャーキッズクラウド」の新機能として、「半透明水彩調」を搭載したバージョンを2025年8月1日(金)にリリース

テクノホライゾン株式会社は、同社が提供する児童向けペイント&発表ソフトウェア「ピクチャーキッズクラウド」において、新機能「半透明水彩調」を搭載することを発表した。新バージョンは、2025年8月1日(金)に提供開始予定。

今回搭載する「半透明水彩調」機能は、従来のアクリル調に加えて、水の量に応じた透明感の調整が可能となり、にじみやかすれ、不透明な塗りまで自由に表現できる。学童用絵の具の使用感に近づけるため、水分量による色の変化やぼかし効果なども再現されている。

さらに、新聞テンプレートに挿入可能なイラスト数が1種類から複数に増加。イラストの組み合わせにより、ストーリー性のある新聞づくりが可能となった。

複数の画像を新聞に追加可能

またGoogleドライブとの連携機能では、保存したファイルをサムネイル表示で確認できるため、つくりかけのファイルからスムーズに作品づくりを進められる。

サムネイル表示で作品を確認できる

同社は、導入を検討する学校向けに、「ピクチャーキッズクラウド研修パッケージ」を無償で提供している。同パッケージには、授業での活用シーンを集めた提案集と使い方マニュアル、動画解説などが含まれており、初めて使う教員でも安心して活用が可能だ。

ピクチャーキッズクラウドは、2011年にインストール型ソフトウェアとして登場。2020年6月にクラウドサービスを開始し、累計約6,500校以上の小学校で活用されている。授業に最適化した直感的なユーザーインターフェースが特徴で、タブレット時代の「じゆうちょう」として、児童の表現活動をサポートする。

既存ユーザー向けのアップデートは、7月31日(木)の17時から21時の間に実施する予定で、バージョンは「3.0.2.1」に更新される。なお、アップデート中は一時的にサービスが利用できない場合がある。