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子供駅長が「出発進行!」、山形新幹線E8系「つばさ」とプラレールが同時出発
2025年3月20日 17:00
2025年3月16日、JR米沢駅(山形県米沢市)で、山形新幹線E8系「つばさ」の運行開始1周年を記念したイベント「プラレールよねざわえき in 米沢駅」が開催された。米沢市が主催し、株式会社タカラトミー、観光まちづくり法人プラットヨネザワ株式会社、東日本旅客鉄道株式会社東北本部が共催。全国から鉄道やプラレールのファンが集まり、特別な一日となった。
同イベントでは、新幹線とプラレールが同時に出発する「しゅっぱつしき」が行われた。子供駅長に選ばれた8名が、「プラレールよねざわえき」の駅長に就任。JR米沢駅長とともに発車の合図を送り、新幹線「つばさ」とプラレール「つばさ」が同時に動く瞬間を演出した。
新幹線ホームでは「つばさ 127号」の出迎え・見送りイベントも開催され、765名が参加。特製応援ボードを掲げ、「ようこそ」「いってらっしゃい」と声をかけながら、到着した新幹線を出迎え、出発時には手を振って見送った。参加者からは「イベントに参加できたこともとても楽しく、子供が『つばさについてもっと勉強する!』と話していた」といった感想が寄せられたという。
また、駅構内には「プラレールよねざわえき」として特別改札が設けられ、プラレールの巨大ジオラマが展示された。来場者は「本物の新幹線とプラレールを同時に楽しめる貴重な機会だった」と話していた。
同イベントの一環として、「プラレールよねざわえき」の駅看板は2025年5月6日までJR米沢駅西口に設置される。さらに、プラレールの巨大ジオラマは、イオン米沢店や上杉城史苑へ展示場所を移し、同日まで公開される予定だ。